最近は、朝食の欠食率もどんどん高くなっているとか。子どもたちの健康が脅かされています。 |
飽食の時代の「食」が見直され、LOHASや「食育」という言葉がブームにさえなりつつある昨今。普段の生活と切っても切れない関係にあり、また人格形成に大きく影響することを考えると、「食」に関する仕事の意義深さをあらためて考えさせられます。
実は最近、「食育関連の資格を取りたいのですが、たくさんありすぎて何が何だかわかりません」というご質問をいただきました。インターネットで調べてみましたが、確かに食育インストラクター、食育アドバイザー、食育コンサルタントなど、「食育」と名のつく資格がたくさんあることに気づきました。
どんな資格があり、どのように活かしたらよいのかを見てみましょう。
まず、あらためて「食育」とは?
明治時代から存在していたという「食育」という言葉。Wikipediaによると「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」とあります。 単なる料理に関する教育ではなく、人が健全に生きていく上で、正しい食生活を送るための知識を持つということで良いのでしょうか。2005年(平成17年)6月10日には、「食育によって国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的とする」食育基本法が成立しています。食育に関連する資格は、現時点で全て民間の認定資格。以下に挙げたようにアドバイザー、コーディネーター、コンサルタント、指導士など、それはそれはたくさんの資格名があります。資格内容を1つ1つ見ていくと、それぞれの特徴がわかると思いますので、ご自分が今後仕事としていきたい内容、あるいは、そのものずばりの仕事ではなくても、その仕事をするのに役立ちそうなものをよく吟味してください。
規則正しく食事を摂る。こんな基本的なことさえ、現代の日本ではままならないなんて・・・。 |
驚き!食育関連の資格ってこんなにある
・FLAネットワーク
食生活アドバイザー
・NPO法人 食環境コーディネーター協会
福祉食環境コーディネーター
・LOHASアカデミー
食育アドバイザー、コンサルタント
・日本食文化環境研究所
食育デザイナー
・日本食育コミュニケーション協会
食育コミュニケーター
・日本フローラルアート
食生活管理士
・職業訓練法人日本技能教育開発センター
フードインストラクター
・日本フードコーディネーター協会
フードコーディネーター
では実際にこれらの資格を仕事にどのように活かして、いくのかを考えてみましょう。次ページへ>>