人脈とは、自分に価値があってはじめて築くことができるもの |
今回は、なんとなく耳にしてきた「人脈」にスポットを当てて、ご紹介します。
INDEX
・「知り合い」と「人脈」の違い・100分の1の確率
・ネットで築く人脈
・人と人とのつながりは「生きもの」
「知り合い」と「人脈」の違い
人脈の定義はいろいろあるようですが、これまで「女性の仕事カタログ」でインタビューをしてきた女性たちにお話を伺ったり、インターネットで調べた結果、わかりやすい表現だと感じたのは、この表現です。「10万円を貸してほしいと頼める人。そして“いいよ”と快く貸してくれる人。」
「人脈」は、知人や友人、同僚、上司など、単なる事実関係を示すくくりではなく、相手とどれだけ信頼関係を築いているか、その上で、自分が困ったときに助けてくれる(助けようとしてくれる)存在か? という点が、判断基準になるようです。
それでは、視点を「相手」に置き換えて考えて見ましょう。相手から見て自分が「人脈」と呼べる存在かどうかは、相手が困ったときには自ら「自分にできることはないか」と、ためらうことなく手を上げてくれる存在かどうか、ということです。何事もそうですが、「与えてもらうだけ」では、最良の関係を保ち続けることはできません。はじめは、Giveは9割、Takeは1割が基本。自分自身が、相手の役にたつ存在であるからこそ、相手から見て「人脈」というポジションを与えてもらえるのです。
「人脈を得たい」と思うなら、相手にとって、自分がどれだけ役に立つことができるのかを考えてみること。誰かの役に立つだけの力やスキルがないのであれば、まずは自分を磨くこと。これだけは誰にも負けないという分野を一つ持つこと。人脈を得るために最初にやるべきことは、人脈になってくれそうな人を探すことではなく、自分自身を探すこと、なのです。
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