事例2
求人広告の営業から人事スタッフへ
求人広告の営業として様々な業界の人事部長や中小企業の社長と接してきたBさん。キャリアが浅かった頃は、単にスペース売りをしているだけという感じでしたが、徐々に年間の採用計画に沿った出稿プランを考えたり、必要な人材に応募してもらうにはどうしたらいいかを提案するようになり、課題解決型の営業をしていました。
「実は、転職先は以前、私が担当していたお客さん。社長と中期企業計画を実現させるためにどんな人材をどんな方法で採用していくのがいいかという話をしているうちに、『採用担当としてうちに来てよ』という話になって…。これまで提案してきたことを自分自身で実行してみるのもいいかなと思って転職しました」
●社長や役員など経営に携わる人と接することができる営業は、「経営」というものを学ぶにはもってこい。多くの経営者は外の情報を欲しがっているので、様々な企業と接して経営ノウハウを見てきた経験はとても貴重なものであり、ぜひ自社にと乞われることも少なくないようです。また、課題解決型の営業経験者の中には、コンサルティングの道に転身する人もいます。