4. リフレクソロジストは、たいへんなことも楽しいと思える仕事
――勉強は楽しかった?
「楽しかったんですが、たいへんでしたよ(笑)。卒業試験もすんなりはいきませんでしたから」
――でも、今回はあきらめなかった
「今までの私だったらあきらめていたかもしれません。中学、高校でテニスをやっていたときは、まだ試合の途中なのに『ああ、もうだめだ』ってよく思ってましたから。でも、今回は違いましたね。卒業試験は何度落ちてもあきらめる気になれなかったので、家で母親相手に練習したりして、最後まで頑張りました」
――今は、毎日、充実してますか?
「もちろん。お客さまの反応がすぐに返ってくる仕事なので常に緊張感がありますが、逆に、喜んでもらえたこともダイレクトに感じられるから楽しいです。リフレクソロジストとして働き始めて1年半。たいへんなことも楽しいと思える仕事っていいですね」
癒しを提供するリフレクソロジストは、人がお休みのときこそ求められる仕事。年末は大晦日まで予約がいっぱいだったようです。そんな彼女に「たいへんですね」と声をかけると、間髪入れずに「そんなことないですよ」と一言。その笑顔に、毎日の充実ぶりが表れているようでした。
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