■仕事内容に関する不満からの転職理由
□自分に適した仕事ではない
質問:自分の適性をはっきりと把握できていますか?
yes
自分の適性に合った業界、職種であること。社員一人ひとりの適性に合った仕事を提供している会社であること
no
職業適性検査を受けるなり、人材バンクなどでカウンセリングを受けるなりして適性の把握に努めましょう。
□希望職種にまわしてもらえない
質問:異動を実現するために何かしらの努力をしましたか?
yes
現在の実力で希望の仕事に就けること。社員の希望に応じて異動が可能なシステムがあること。
no
希望通りの異動を勝ち取るには、希望する仕事に対処できるだけの適性、知識、能力を備えることが欠かせません。必要に応じて資格を取得するなり、独学で知識を蓄える努力を続けましょう。
□仕事のレベルが低くて退屈だ
質問:社内により高度な仕事をしている部署はないのですか?
yes
自分の実力に見合った仕事であること。レベルアップに応じて新しい課題が与えられる職場であること。
no
ふつうの会社なら、優秀な人材を腐らせておくことはあり得ません。自分から新しい業務を提案するなどして、スキルアップを図る道はないのか考えてみましょう。
□新しい分野にチャレンジさせてもらえない
質問:自ら提案し、作り出す努力をしましたか?
yes
一般の社員から新製品や新規事業の提案を求め、実行する体制があること。
no
新規事業や新製品に関する提案なら、会社は大歓迎するはずです。チャンスが与えられるのを待つのではなく、積極的に企画をぶつけていくべきでしょう。
□いつまでたっても責任あるポストに就けない
質問:ポストに見合うだけの実績、能力を備えていますか?
yes
キャリアプランが明確になっていること。年齢に関係なく、実力に応じてポストが与えられる職場であること。
no
昇進、昇格の条件を確認しましょう。人の上に立つにはそれなりの人望があることも条件となりますから、周囲との人間関係についても反省してみる必要があります。
□残業が多すぎて疲労が重なる、忙しくて自分の時間が持てない
質問:自分のスケジュール管理で改善できる余地はないのですね?
yes
フレックスタイム制や裁量労動制などにより、一定の範囲でスケジュール管理を個々人に任せていること。労働時間の短縮に取り組んでいること。
no
ある程度自己裁量が可能なのであれば、より効率的な働き方を工夫してみましょう。どうやりくりしても無理なら、新たに人を雇うことも提案してみるべきです。
□神経をつかう仕事で苦労が多い
質問:自分以外の同僚も同じような問題を訴えていますか?
yes
一定時間ごとに休憩を取るなど衛生管理上の配慮がなされていること。ストレス解消に役立つ福利厚生施設などが充実していること。
no
同じ仕事をしているのに自分だけが精神的に疲れるというのであれば、性格的に仕事が向いていないのかもしれません。可能なら異動を申し出てみましょう。ほかの人がどんな方法で気分転換を図っているのかを聞き、参考にするのもいいのでは。
□出向が多い、転勤が多い
質問:キャリアアップにつながる出向、転勤ではないのですね?
yes
出向や転勤がない会社であること。出向や転勤が昇進、昇格のパスポートになること。
no
出向や転勤を含む人事異動には、さまざまな業務を経験させることでゼネラリストとして育成するとか、スペシャリスト育成の一環としてより高度な技術を身につけさせるなどの目的を持っている場合が少なくありません。昇進、昇格のためのステップとなる場合もありますので、会社の本意を確認してみましょう。