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暫定税率を巡り、「ねじれ国会」の針路に危険信号がともる!
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ガソリン国会がいよいよ開幕! ガソリン価格を左右する揮発油税の暫定税率を巡り、与野党の熱いバトルがスタートしました。そこで、揮発油税・暫定税率など注目キーワードの解説と共に、その行方に迫ってみると……

【CONTENTS】
■1ページ…… 暫定税率の「日切れ法案」を巡り、与野党激突!
■2ページ…… 「揮発油税」「暫定税率」「道路特定財源」とは?
■3ページ…… 与野党バトルは、今後どうなる?

法案未成立なら、揮発油税の税率は半減!

1月18日に始まった第169回通常国会で、最大の争点となるのが、揮発油(ガソリン)税の暫定税率です。政府与党は昨年末の2008年度税制改正で、現在2倍に引き上げている暫定税率の期限が今年3月末で切れるため、10年延長を決定。その手続として、今国会への法案提出を予定していますが、この「日切れ法案」(歳入関連法案)は、年度内の成立が前提。もし成立しなければ、揮発油税の暫定税率は、4月1日から2分の1の本則税率(本来の税率)にダウン!

「ねじれ国会」で、与党は再び「強行突破」に踏み切る?

この問題を巡っては、「暫定税率は死守!」を掲げる政府・与党に対し、野党・民主党は「暫定税率は廃止!」と、徹底抗戦の構え。そこで、今後のスケジュールはどうなりそう?
■1月25日に「日切れ法案」を一括提出→2月中旬ごろ?与党が過半数を握る衆議院で可決→3月中旬以降、野党が多数を握る参議院で与野党激突!

「ねじれ国会」で与野党バトルが激化するのは必至で、新テロ特措法(インド洋で海上自衛隊の補給活動を再開するための法律)同様、与党の「強行突破」=衆議院での再可決(※)もあり得る? 解散・総選挙の影がちらつく「ガソリン国会」は、例年にもまして波乱含みの様相を呈しています。
※ 衆議院で可決された法案を参議院が否決しても、衆議院で3分の2以上の賛成多数を得られれば再可決でき、法案は成立する。前臨時国会では、新テロ特措法案が57年ぶりに再可決された。

ところで、肝心の「揮発油税」とはどんな税金? 「暫定税率」ってどんな税率? → 次のページへ