「半人前意識を持つ」とどんないいことがあるの?
学習意欲こそが、「半人前の強み」 |
半人前意識を持つと、どんないいことがあるのでしょうか?
自分を半人前だと思っている人は、まだまだ自分には学ぶことがあると、貪欲に学習機会をとらえようとします。周りの人を見て、よいところ、真似したいところを確実に掴み取り、自分のものにしようとひたむきに努力します。
この学習意欲こそが、「半人前の強み」であり、ビジネスパーソンの重要な成長の糧になります。
また、自分の接する全ての人から、何か一つでもよいところを学ぼうとすると、必然的にその人のことをよく観察する必要が生じます。心から「この人はすごい!」と思えるところがなければ、なかなか学習にはつながりません。そう思えるようなポイントを、どんな人の中にも探すのは、根気のいる行動かもしれません。
しかしこの「よく観察する」ということが、相手の深い理解につながり、コミュニケーションを円滑にする、という副次的な効果も生み出します。コミュニケーションが円滑になれば、日々のビジネスシーンも、これまでと違った潤いと輝きのある、楽しいものになるでしょう。
自分の成長につながり、日々のビジネスが楽しく、充実したものになる、これこそが、半人前意識を持つことのメリットです。しかも、やり方は簡単。自分の心の持ち方を、「もう学ぶことは何もない」から、「まだまだ半人前だから、周りの人から少しでも学ぼう」と変えるだけです。誰でも今すぐ実行できるのに、効果は絶大です!
あなたなら、もう何も学べない、と不満をいいながら仕事をするのと、今日もこんなに学ぶことがあった!と楽しみながら仕事をするのと、どっちがハッピーですか?
「半人前意識をもつ」、ぜひ実践してみてください。
ちょっと待った! こんな半人前はダメ!! 次ページへ