3. メリハリのある話し方

出来る人って
自分でチェックしても気付かないのが、「癖」です。一度プロのチェックを受けてみてもいいですね。
メリハリがない話し方は、一本調子のような印象があります。発声練習で声が出るようになると、自然にメリハリもついてくるはずです。
そして大切なポイントは、最初のひと言目はしっかりと声を出して言うこと。はじめの言葉が不鮮明でよく聞き取れないと、自信がない……頼りない……と相手に印象づけてしまいます。

また、メリハリのない話は、どこが重要なポイントなのかが伝わりません。重要な箇所は「強く、そしてゆっくり」と言いましょう。他にもやり方はありますが、まずは「強く、ゆっくり」と話すことで、相手は「あ~、ここは聞いておかないと……」と感じてくれるはずです。日頃から、少し意識してやってみると、より聞き手にわかりやすい話し方になってきます。

4. 句点「。」ですっきりと

だら~っと聞こえてしまう要因のひとつには、句点「。」が少ないことが考えられます。ワンセンテンスが長くなってしまうと、うまく伝えるにはプロ並みの技術が必要です。

たとえば、
「昨日、お引き受けした仕事ですが、突然、急ぎの仕事が入ってしまいましたので、出来ましたらお約束の20日の仕上がりを、申し訳ありませんが、21日に変更していただきたくて、ご連絡いたしました」
この文章には句点は最後のひとつだけです。この長い文章を、メリハリをつけて相手に理解してもらえるように話すことは、とても難しいです。

そこで、
「昨日、お引き受けした仕事ですが、お約束の仕上がり日を変更していただきたく、ご連絡いたしました」
「実は、突然、急ぎの仕事が入ってしまいまして……」
「大変申し訳ありません」
「お約束が20日でしたが、翌日の21日にしていただければと思います」

といように句点をつけて、ひとつの文章を短くしたほうが、聞き手にはわかりやすくなります。
文章が長すぎると、だらだらとして何が言いたいのかがわかりにくくなります。伝えたいことを的確に伝えることも、出来る人の話し方のポイントです。

5. サービス精神を持つ

出来る! と思われる話し方とは、自分勝手に発表することではなく、誰かに目的を持って何かを伝えるために、聞き手をしっかりと意識できることです。

ある放送局のアナウンサーが「ニュースを読むのもサービスだと思っている」と話してくれたことがあります。その真意は、常に、より理解してもらえるようには何をするべきか、という気持ちで原稿を読んでいるということ。
話すことはサービス業。聞き手というお客様に、どんなサービスが出来るか、また出来ているのか、どのような話し方をしたら相手は喜んでくれるのかを、考えてみてくださいね。


さて、3回に渡って夏季集中講座をお送りしました。オリンピックでたくさんの感動をくれた選手達のように、日々コツコツとやっていくことで、きっと結果が出てきます! 次のステージへチャレンジしましょう!


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