話し方・伝え方/好印象を得る・注目を集める

相手の印象に残る! 自分の売り込み術(2ページ目)

面談などで、短い時間に自分を売り込むというときは、どのように伝えたら理解してもらえるのか、考えてしまいます。 そこで今回は、自分を売り込む上手な伝え方ををご紹介します。

執筆者:立川 亜美


結論を導き出したエピソードを語る

面談、面接
どんな場面の経験が、あなた自身を伝えられるのかを考えてみましょう。
もし、「自分が努力家だ」ということを相手に伝えたいときは、「努力家」ということが伝わる、象徴的なエピソードを話します。たとえば、あなたの経験から人よりも努力していると感じるような場面を切り取って、そこを語ります。あなたがどんなときに、どんな場面でそう感じたのでしょうか?

同じように、「リーダーシップを取れる人だ」とわかってもらいたかったら、その結論にたどり着くきっかけになったエピソードを話します。過去のどんな場面で、あなたは「自分はリーダーシップをとるのがうまい」と感じたのでしょうか?

たとえば、
■ 私は、とても責任感が強いです。

と言うのではなく……

■ 仕事を頼まれたら、締め切りを確認してなるべく早く済ませています。たまに仕事が立て込んでしまうこともありますが、なんとか間に合わせます。途中で投げ出すとか、中途半端にしてしまうのが嫌いなんです。

と、話を引き合いに出して「責任感がある」のエピソードを語ります。その方が、ずっと相手の印象に残ります。なぜなら、人から言われてではなく、その人自身が自分「責任があるんだ」と感じたからです。相手の腹に落ちるような話をすることで、伝えたいことを納得してもらえます。

もちろん第一印象も大事

自分をしっかりと印象づけるには、言葉だけではなく全体の雰囲気も大切なポイントです。言葉の前に相手の印象に残るものですから。どのように自分を魅せたいかと考え、服装や姿勢、表情など外見から伝わるものにも意識を向けておきましょう。

自分の売りを探す……それは、親しい人からの意見なども参考になります。自分で気付いていないところを見つけることが出来たり、売りを確認できたりします。自分って結構いけるかも! そんな風に思うはずです。


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