初対面の人に緊張する理由って?
年末のイベント、クリスマスパーティ。そこで初対面の人との出逢い。そんなとき、あなたはどうしますか? |
それはもちろん相手にとっても同じ。あなたが何をしている人なのか、どんな性格なのか、まったく知りえません。あなたが思っているのと同じように相手も「この人はどういう人なのだろう?」「このまま話していても大丈夫かな?」と感じているはず。これが互いに感じる初対面の状態です。
人は、わからないことに対して不安を感じるものです。どんな人なのかわからない、もしかして、いきなり自分を傷つける言葉を言ってくるかもしれない……と気持ちが構えてしまいます。
そこで、まず相手に「私は安全な人です!」とわかってもらいましょう。あなたから自分はどういう人なのか、どんな性格なのか、を知ってもらうのです。すると相手は「この人と話しても大丈夫。もっと話していようかな!」と感じてくれるはず。初めての人との出逢いは、まず相手を安心させて緊張感をほぐしてあげることからスタートします。
では何をどう話していったらいいのでしょうか?
「はじめまして」の第一声をとびっきりの笑顔で!
初対面の人にはどのように話しかけていったらいいでしょう? |
緊張をとくには、やはり「笑顔」。どんな言葉で説明するよりも、一番は笑顔でしょう。初対面の人に対して、緊張して顔がこわばってしまったり、無表情で話してしまうことはないですか? これでは相手の緊張感をほぐすことは出来ません。言葉だけでなく相手に安心感を与えられる態度やしぐさも、とても重要。笑顔で話すと声も明るくなるという効果があります。「はじめまして」の第一声は、あなたのとびっきりの笑顔で!
初対面の自己紹介は「はじめの20秒間」が勝負!
笑顔で挨拶をしたあとは、どう切り出せばいいでしょう? とにかく、早く相手の不安を取り除いて緊張をほぐしていくこと。まずは、あなたの名前、そして、あなたが何をしている人なのか、どういう人なのか、を話していきます。そんなのあたりまえじゃない! と感じるかもしれませんが、どのように話すかで差がつくのです!ちょっと考えてみてください。初対面の人と挨拶をして、その後、会話を弾ませていくまでには、どのくらいの時間が必要でしょうか? いくらあなたが「この人ともっと話したいな~」と思っても、相手に興味を持ってもらわないと会話は弾んでいきません。貴重な出逢いをチャンスにしていい関係を築くためには、「はじめの20秒」が大事。これは、お互いに名刺交換をしながら話せるくらいの時間ですね。
名刺交換くらいの時間で、あなた自身を語らなければなりません。「私は○○です。○○会社で○○をしています。どうぞよろしくお願いします」。確かにこれだけでも「あなたが何者か」を知ることが出来、最低限の情報は伝わります。けれど、これで相手から「もっと話したいな」「もっとこの人のことを知りたいな」と思ってもらえるでしょうか?
安心させること、緊張をほぐすことにプラスして興味を持ってもらうこと、これが初対面の人との関係を築いていくのに大切なことです。はじめの20秒間で相手に興味を持ってもらえる自己紹介を考えてみましょう。
次のページでご紹介します。