話し方・伝え方/上司・年上・年下との話し方

余計な仕事をかわす会話術!(2ページ目)

年末の忙しい時期に限って、仕事を頼んでくる人。先輩や上司、そして同僚まで。自分の仕事を年内に片付けるために余計な仕事を引き受けない、うまいかわし方です。

執筆者:立川 亜美

上司・先輩に仕事を頼まれた時のかわし方ポイント!

年内の仕事が山積み
自分の仕事で手一杯! もう、これ以上は無理なんだけど……どうやって断ればいいのか?
同僚に対しては、いざとなればはっきりと断ってしまえばいいですが、上司や先輩となるとそうも行きません。上手にかわせないと、自分の仕事がどんどん増えてしまうことになりかねません。何か、うまい対処法はないでしょうか?

上司や先輩に対して、同僚のようにお互い忙しいからと逃げられません。だからこそ、自分の仕事で手一杯のときには、これ以上は受けられないことをきちんと伝えること。しかたがないと安請け合いをしてしまうと、かえって仕事が進まずに周りに迷惑をかけてしまう危険性も。自分が出来ることの限界を考えて、断わるべき仕事はちゃんと断る勇気が必要です。

こんな時はまず、頼まれそうになっている仕事が緊急かどうかを確認しましょう。先輩や上司からの仕事だと、何よりも優先すべきことを頼まれることもあります。今の自分が持っている仕事と比べてどちらを先にすべきなのか、緊急度と重要性を尋ねてみるといいでしょう。

自分のキャパシティを考えて受ける

先輩や上司があなたに仕事を頼むのは、それなりの理由があるはずです。頼みたい仕事があなたに向いている、あなたに頼めば早く処理してくれる、というように先輩や上司から認められて頼まれていることも少なくありません。そうかどうかはあなた自身が一番わかるでしょう。

もし「あなたに是非、頼みたい!」ということならば、自分の仕事のキャパシティを考えて、出来るだけ受けるようにしましょう。会社としてそれが一番効果的だからです。仕事を頼まれる時は、よく自分の仕事との兼ね合いを考えて、あとで出来ないということがないように充分に気をつけて。結局出来なければ逆効果。無理は禁物です。

もし、どうしても引き受けるのが無理だと判断したら、自分に仕事を頼もうとしてくれたことに対してお礼を言い、今、受けてしまう方が迷惑をかけてしまうことを伝えましょう。「ぜひ次の機会を!」と付け加えることも大切ですね。

では自分の仕事を押し付けてくる先輩や上司だったらどうしましょう? 次のページでご紹介します。
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