話し方・伝え方/会議・面談・面接での話し方

面接を乗り切る心得と話し方(2ページ目)

転職や就職で大切な「面接」ですがなかなか難しいもの。どのように自分をアピールすればいいのか、印象が悪くならないようにするにはどうしたらいいのか。そんな面接でのポイントをご紹介しましょう。

執筆者:立川 亜美

面接で心がけるポイント2~「自分らしく」

自分らしくがキーポイントです!
面接官はあなたの人柄を見ています。あなたらしさを忘れずに!
面接ではどんな自分を相手(面接官)に見せればいいのでしょうか? それは「自分らしく」がポイントです。このように言うと「自分らしくとは、どんな自分を出せばいいのですか?」と質問されることがあります。たしかに「自分らしく」といきなり言われても、どうしたらいいのかと悩んでしまいますね。実は自分らしく自然に振舞うことは、なかなか難しいもの。なぜなら普段意識していないので、どうしたら「自分らしく」なるのかがわからないからです。

しかし面接では必ず「自己紹介」「自分の長所・短所(強み・弱み)」ということも聞かれます。やはり事前に自己分析をしっかりして「あなたらしさ」を見つけておく必要があるでしょう。自己紹介は以前の記事「クリスマスパーティを10倍楽しむ自己紹介」も参考にしてみて下さい。面接とは相手から評価をされる場所。つい、よい評価をもらいたいために本来の自分よりも背伸びしてしまいます。やる気や意欲を見せるのにそれが効果的だということもありますが、あまりにも自分の身の丈に合わない背伸びをしてしまうと、かえって逆効果。

たとえば面接で「これまでの経験やスキルを当社でどう活かすことができますか?」という質問があります。あなたの今までキャリアが、希望する企業と同じような職種であり、経験も豊富の場合は、今までに身に付けてきたことをPRするのがいいでしょう。でももし全く新しい業種へのチャレンジだったら、そこは経験不足ということもあります。いくらPRが大切だからといって、わからないことをわかったように自信たっぷりに言ってしまうよりは、謙虚な姿勢でいた方が好印象です。

そして「自分の言葉で話す」ことも大事なポイントです。面接官はあなただけでなく数多くの人と会います。面接での模範解答を覚えていくのではなく、あなたなりの考えや思いをしっかりと伝えましょう。あなただけしか語れない言葉から、面接官は今の能力はもちろんですが、これから一緒に仕事をしていくなかでどのように伸びていく人なのかを見ているのです。

次にネガティブ要素のかわし方を次のページでご紹介します。
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