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趣味空間をつくる、常識破りな間取りとは

マンションに個室があれば趣味の部屋として活用できますが、限られた部屋数では現実には難しい面も。でも、「2階」や「離れ」のあるマンションなら、自分の趣味空間を持つ夢が実現するかもしれません。

大森 広司

執筆者:大森 広司

マンション入門ガイド

マンションに個室があれば趣味の部屋として活用できますが、限られた部屋数では現実には難しい面も。でも、「2階」や「離れ」のあるマンションなら、自分の趣味空間を持つ夢が実現するかもしれません。

開放的な空間が実現するメゾネット

メゾネット住戸は上下階の部屋のプライバシーが保ちやすい
メゾネット住戸は上下階の部屋のプライバシーが保ちやすい
マンションの間取りというと、3LDKが典型的で4人家族で住む場合は夫婦や兄弟姉妹で1つの居室をシェアするパターンが一般的です。個室が与えられたとしてもリビングやほかの居室と隣接していることが多く、一人で趣味に没頭できる環境を確保するのは難しいかもしれません。

そこで、家族に気兼ねなく趣味を楽しめる部屋がほしいという人にお勧めなのが、メゾネットタイプの住戸です。メゾネットとは、住戸が下階と上階の2層に分かれ、住戸内の階段で行き来できるタイプのこと。階段の部分を吹き抜けにすることで、開放感のある立体的な空間が実現します。メゾネットタイプを採用しているマンションは多くはありませんが、高層マンションで最上階の2フロアをメゾネット住戸としたり、低層階でメゾネットを主体としたマンションも見られます。

下階に音が多少響いても気にならない

なんといってもメゾネットタイプのメリットは、上階と下階とでプライバシーを保ちやすい点です。家族が集まるリビングとは離れたフロアで一人の時間を過ごせば、読書や創作などに集中しやすくなるでしょう。

メゾネットの上階で下階も同じ家族が住む住戸なら、足音などが多少響いてもさほど気になりません。ヨガやフィットネスで汗を流したり、音楽や映画を鑑賞するにも適した環境といえるでしょう。もちろん家族だからといって音がまったく気にならないわけではありませんし、隣の住戸に音が響くこともあるので限度はありますが。

次ページでは究極の趣味空間を紹介します。


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