step2:地道に行動を起こせ
倒産目前から復活 快眠ロフテー 磯貝俊介社長
▲『長嶋流 超脳内革命』椿泰行著 |
前職は不動産情報誌の営業職だった磯貝社長は、寝具業界は全くの未経験でした。それでも「何とかしたい」という思いから、百貨店などにある同社の販売員が働いている店舗に足しげく通い、顧客の声に耳を傾けます。
そうして多くの声を集めるうちに分かってきたのが、顧客は商品の色やデザインよりも、「とにかく“快眠”を望んでいる」ということでした。
そこで磯貝社長は、「快眠」をキーワードに新商品を開発し、百貨店の中に快眠ショップ「ロフテー枕工房」をオープンさせます。これが現在も続く「快眠ブーム」に火を付け、ロフテーを倒産の淵から見事救ったのです。
地道に行動を起こせ
華々しい復活劇も、いきなり“ウルトラC”が飛び出すわけではありません。まずは地道な行動を起こすことによって、起死回生のヒントが見つかるのです。
「北京を目指す!」復活のポジティブ・シンキング
長嶋氏は、昨年3月4日に緊急入院しましたが、4日後には早くもリハビリをスタートします。意欲的にリハビリに取り組み、長嶋氏のハッスルぶりに、周囲がリハビリ時間に上限を定めるほどだったそうです。70歳も近くなった長嶋氏が、これだけ元気に治療を続けられたのも、前向に次の目標を見定めていたからです。昨年9月29日、長嶋氏は会談で「次の北京五輪ではぜひ監督を務めたい」と発言したそうです。
やはり、予期できないピンチを乗り切るエネルギー源は、長嶋氏のような「底抜けの前向き発想」ではないでしょうか。
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