子どものストレスの正体
ストレスの蓄積は危険! |
そんな、いわゆる”本番に弱い”状況を作り出してしまう”緊張”の正体、それが”ストレス”で、大人同様、子どもにも当然ストレスは発生するといいます。
学習塾での食育とおやつについての実験的研究をまとめた、関西の大手進学塾開成教育セミナー(株式会社成学社)が、塾生とその保護者を対象に行ったアンケートでは、「勉強のストレスを感じていると思うか」と設問に対し、ほとんどの保護者が感じていると思うと回答しており、その数にほぼ比例して、「テストの時、本来の力を発揮できない時があると思う」とも回答しています。
ストレスが一時的であり、その日のうちに解消できていれば問題ないのですが、受験のように長期間に渡って毎日ストレスがかかり続ける「デイリーハッスル」という状態になると、ストレスが心の中に少しずつ積み重なって、それが抱えきれずに心の中からあふれた状態になると、さまざまな身体的症状がでたり、深刻化するとうつ状態に陥ってしまう場合もあると、古賀先生は指摘します。