自由研究のまとめ方! 画用紙でまとめるのはこんなとき
画用紙は、差し替えが自由なノートのように使えます
画用紙で自由研究をまとめるのは、こんな時がオススメです。
- 工程を、順を追ってまとめたいとき
- イラスト・図を多く使うとき
また、図表の貼り込みをする場合、低学年のうちは糊がたっぷりついてしまうこともありますが、それらもちゃんと受け止めてくれます。
- あまり書き慣れていないとき
画用紙で書く場合でも、地図など大きなイラストをメインに使ったり、新聞風にまとめたりと、1枚で見せるレイアウトをする場合は、模造紙と同じ書き方をします。その場合は、こちら「自由研究のまとめ方! 模造紙の書き方・レイアウト例」をご覧ください。
画用紙での自由研究のまとめ方1. 準備編
画用紙にまとめる前に…… 自由研究で必ず書くべき項目を、こちらの記事「 自由研究まとめ方・書き方 簡単4つのポイント!低学年から高学年」で確認してください。【1】最初に別の紙にレイアウトを書く
裏紙などでよいので、別の紙にレイアウトを書いてみましょう。この段階では、文章を書き写す必要はありませんが、だいたいの分量をチェックし、項目の終わりが紙をめくる部分に来るように、あらかじめ調整しておくといいでしょう。ここで、必要な画用紙の枚数も分かります。
< ポイント >
- 「見出しは大きく」「項目と項目の間は少し間を開ける」などバランスも大切。
- 使用する色も決めておき、必要なペンや色鉛筆があるか(ペンの場合はきちんと出るか)を確認しておくと後で慌てない。
【2】画用紙を購入する
複数枚でまとめるときは、八つ切りが一般的です。夏休み終盤には売り切れてしまうこともあるので、早めに準備しておきましょう。表紙・裏表紙の分も忘れずに!
< ポイント >
- 間違えてもいいように多めに購入する。
- 表紙・裏表紙だけ、紙を変えてもよい(厚さ・色・材質など)。
- ポイントになるページを色画用紙にしてもよい。
画用紙での自由研究のまとめ方2. 実際に書いてみよう!
【3】画用紙に下書きをする
画用紙に、鉛筆で薄く、見出しや文章・イラストを書き込んでいきます。
< ポイント >
- 綴じる部分を余白として残しておくこと。
- 写真・図のスペースを忘れないこと(仮留めする場合、ペン書きしているときにうっかり折ってしまうこともあるので注意。スペースを確保したら剥す方が安全)。
【4】ペン書きをし、消しゴムをかける
フェルトペンなどで文字をなぞり、消しゴムをかけます。
< ポイント >
- 貼り付けた写真や図に消しゴムのカスが付着したり、消す勢いが余って写真を破ってしまったりすることを防ぐため、この段階で下書きの線を消しておく。
- 色鉛筆でイラストを描く場合は、誤って消しゴムをかけてしまわないよう、ペンの消しゴムが終わってからの方がよい。
- 学年が上がるにつれ全体の情報量が増えるため、文字の装飾やカラフルな色遣いは控えめにした方が見やすい。
【5】写真・図などがあれば、貼り付ける
< ポイント >
- 写真は、四角のままでなく、物の形に切り取ってもよい。
【6】表紙を作る
タイトル(サブタイトル)・学年・クラス・名前を書いた表紙を付ける。 < ポイント >
- もし枚数が多くなるようであれば、ページをふって、目次をつける。
- 20枚を超すようであれば、画用紙ではなくノートやレポート用紙などでまとめてもよい。
【7】綴じる
画用紙は、穴空けパンチで2穴をあけて紐で閉じるのが一般的です。ホチキスで止まるようなら、ホチキス止めをして製本テープやマスキングテープで補強しても。あえて紙を小さく切って絵本のように仕立てる場合は、じゃばらにしてもかわいいです。
< ポイント >
- 穴が気になる場合は補強シールを貼ってもいいでしょう。
画用紙で自由研究をまとめる際のよくある間違い
■ペン書きで失敗してしまった!予備の画用紙を間違えてしまった部分と同じ大きさに切って上から貼りましょう。
とはいえ、あまりに修正箇所が多いのも見た目が今一つ。潔く1枚書き直す、意志の力も大切です。
■綴じるのに余白がなかった!
余白をとるのを忘れてしまっても、2つ穴で綴じる場合は、意外と見えるので慌てずに仮止めで様子を見てみましょう。ただし、補強してしまうと開きにくくなってしまうので注意が必要です。
見づらさが気になるときは、クリアファイルに入れて提出することも可能です(お絵かき保存用などで八つ切りのクリアファイルがあります)。
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