快適な刺激と不快な刺激
一方、欧米ではお客を家に招くときや夕食のダイニングルームにキャンドルは欠かせません。キャンドルは一本ではなく何本も使用します。その輝きはウエルカムライトといって人を歓迎する意味合いがあります。また、フォークやナイフ、ワイングラスなどの食器を美しく輝かせ、さらに料理のソースなどをしっとりと光らせることで食事がとても美味しく感じられます。キャンドルのほのかな輝きに包まれると豊かな気持ちになります。そして時がゆったりと流れていくように感じる人が多いようです。
キネテックライトには、光の動き方や強さなどによって、その刺激を快適に感じたり不快に感じたりすることがあります。例えばストロボのような光だと、光の強さやサイクルにもよりますがあまり好ましくありません。しかしキャンドルライトの揺らめきやほたるの点滅には1/f揺らぎが含まれており、それが心地よい刺激になっています。
LEDランプ(大洋電機株式会社) |
色が変化する |
次の頁では、日常の中のキネティックライトについてご紹介しています。