経済効果を高めた景観照明　光の街リヨン(2ページ目)

街を一望できる夜景スポット

サン・ジャン大司教教会

フルヴィエールの丘に上がるとリヨンの街が一望できる絶好の場所があります。日本の函館や長崎の山から見下ろす夜景に比べ街全体は明るくありませんが雰囲気はあります。丘を昇りきるとサン・ジャン大司教教会があり、そこもライトアップされています。外から投光照明されるだけではなく内部の光が窓を透して見えるため、とても立体的で丘の下からの視点でも目立ちます。

フルヴィエールの丘より

何故この街のライトアップは今日まで継続されているのでしょうか。それは、簡単に言えば美しい夜景郡を見たさに国内外各地から観光客が集まり、その観光収入が街の財政に寄与しているからです。ライトアップに必要な電気料金はリヨン市民の税金によりますが、それは一人当たりにすると僅かで、それ以上に収入がある訳ですからまさにライトアップ様様といえるでしょう。日本も電気代や照明設置費が観光収入で賄えるような素晴らしい都市照明が増えてくることを期待したいです。

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