LED電球より経済的な電球型蛍光灯?
写真1.E17のランプ。左からミニクリプトン電球、電球型蛍光灯、LED電球
もちろん電球に比べると、さらに省エネ効果があり、例えばE17(ねじ込み式の口金で直径17mm)の電球型蛍光灯は小型クリプトン電球の60Wクラスの明るさを10Wで実現できます。ランプ寿命も長いものでは6倍以上の13000時間もあり、とても経済的です。
さらにランプ単価は1000円前後(ネット価格)と普通電球に比べ高価ですが、LED電球より安価です。電球型蛍光灯が最も勧められる使い方はランプの寸法上問題なければ、放熱状態の良い白熱灯ペンダントやブラケット、シェード型スタンド器具に代替することで、白熱灯とさほど遜色のない効果が期待できます。
例えば10Wの電球型蛍光灯(E17)の電球色を、リビングルームに配灯されている小型クリプトン電球54W用スタンドに代えて使用したとします。1日5時間の点灯時間で計算すると従来の小型クリプトン電球54Wの場合、1年でおよそ5000円ほどの電気代がかかります。それが電球色の電球型蛍光ランプに代えるだけで明るさも雰囲気も白熱灯とほとんど変らないで、電気代が900円くらいで済み、とても経済的といえます。(1Kwh 25円で計算)。
図1.電球の特性比較
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