照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

人を安全に導く 足下灯の光(2ページ目)

通路や階段では足元を明るくする足下灯が多く使われます。安全な明るさの確保と連続する光の誘導効果で快適な歩行空間を手助けしています。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

電力費のかからない器具


住宅の廊下や階段で使用している例
公共の歩道や階段の足元灯は一晩中点灯していることが多いので、ランプ寿命と電力費の心配があります。その意味で言えば、白熱灯用より蛍光灯用が断然有利になります。しかし住宅の場合、使用するときだけ点灯するのであれば、白熱灯の選択もありえます。

明るさも空間全般の明るさが別に採れていれば、例えば寝室からトイレへと誘導するための明かりがあればよく、深夜の利用では目が覚めないよう全般照明を切って足元灯の明かりだけ点灯することもあります。


LEDランプ用足下灯(遠藤照明カタログより)
このような状況では一般的な廊下で白熱灯20~40W用を2~3mピッチで床から器具の下面で20,30cmの高さに取り付ければよいでしょう。最近はLEDランプ用の器具も市販されており、まだ白熱灯ほど明るくはありませんが、電気代が安価でランプ寿命の長いメリットを受けて徐々に普及の兆しを見せています。


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