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直管型蛍光灯用反射シート

トラフ型蛍光灯はオフィスや住宅でもよく使われていますが、ランプが見えるため安っぽい感じなってしまいます。今回はそのトラフ型器具を簡単に間接照明にも変えらえる便利なグッツをご紹介します。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

脱着自在で明るさアップ


ランプ露出型器具。
直管型蛍光ランプ露出の器具はオフィスビルや倉庫、廊下などでよく見かけます。ランプ露出器具の中でも最も単純な形態にトラフ型と言われるものがあります。

住宅でもキッチンの流し元やウォークインクローゼット、間接照明用として使われています。住宅では約600mmの長さをもつ20W用がよく使われます。この種の器具は単純な構造のため、安価な価格で購入できます。ランプが見えることからどうしても安っぽい感じになるため、上述のように明るさ優先で雰囲気や景観は関係のない場所に使われます。


シートを正常な使い方でつけた例。天井面が光らなくなったのがわかります。
トラフ型器具を天井に取り付けると普通、光が天井や壁面に多く当たるため肝心の作業面は暗くなりがちです。そこで、光を有効に下方に向けるための反射シートが市販されています。直管型蛍光ランプ40W用で約1,2mの長さがありますが、20W用に使用する場合は半分に切ればよいです。半分ミラーで半分が透明の袋状になっているため蛍光灯を差し込むだけで使えます。

反射シートはランプが直管であれば既存のランプ露出型器具に簡単に装着できます。このシートを使用することでランプ直下の明るさを装着をしない状態に比べアップさせることが可能ですが、写真のように天井が明るい仕上であると、天井面そのものが反射板の役割をするためさほどのアップは期待できません。

袋状になっており、ランプを通すだけで簡単に装着できます。


次の頁では、間接照明にもなる便利な使い方についてご紹介しています。
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