タスク照明は眩しさのない明るさを
写真3.ワークトップの照明 |
調理などの作業を行うワークトップの広さにもよりますが、シンクを含めて少し広めであれば、トータルで直管型蛍光ランプ40~60Wくらいを目安に配灯すると良いでしょう。
それらの器具が下面開放型であれば、直下で500~1000ルクスほどの照度が期待できます。ワークトップのうちコンロのある場所は、コンロからの高さが1m以内だと湯気などの影響を受けるため、普通の器具の使用は避けなければなりません。
タスク照明器具は器具の近くに点滅スイッチがあることが望まれます。しかしぬれた手でスイッチを触るのが嫌な場合、人感センサー付きでワークトップに近づくと自動的に点灯するものがよいでしょう。
写真4.細型蛍光灯(器具幅約2cm 高約3.5cm) |
最近のキッチンはいろいろな家電製品が使われております。電子レンジや食器洗い・乾燥機、加熱調理機器など、なかには消費電力の高いものもあります。コンセントの回路分けを考えていないと、同時に複数の電化製品を使用する時に、ブレーカーが飛んで真っ暗闇になることもあるので注意が必要です。
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