非日常を味わう演出照明(2ページ目)

閉鎖的な地下空間も光で集客

写真3.観光トンネル（上海）

地下通路のような閉ざされた空間は、外光が入らない分ドラマチックな照明演出が良く映えます。

写真3、4は上海の観光トンネルです。黄浦江の下を抜け、ワイタン地域と浦東新区を結んでいる自動無人運転制御システムに乗って人々は移動しますが、乗客のほとんど観光客で、なかで繰り広げられるライティングショーを見ることが主目的です。

写真4.観光トンネル（上海）

わずか5分ほどですが、星空のような点の光から、虹色の光、レーザー光線など次々と変化する光に目を奪われます。できてから大分経ちますが、相変わらず観光客が集まっていました。

写真5はミュンヘン空港と繋がっているケンピンスキーホテルの地下通路です。パンティングメタルを透過するカラフルな光が、ホテルという非日常的な場所に向かう期待感を膨らませます。

写真5.ホテルの地下通路（ミュンヘン）

次の頁では、横浜で行われたワールドライティングフェアをご紹介します。