エスプレッソマシンについては、今までも記事に取り上げたが、今回家庭用マシンとしてデザインと性能で抜きん出たイタリアFrancisFrancis社の
X3・エスプレッソマシンをご紹介します。
FrancisFrancis社はコーヒーで知られる「illy」の長男で写真家でもあるFrancisco illy氏がオーナーという会社で、コーヒーへのこだわりを凝縮したのがこのマシンと言えます。X3のデザインはイタリア人デザイナーのルカ・トラッティ氏で、彼の大胆かつ繊細なデザインはホームバーのインテリアとしてもピッタリな男のキッチングッズと呼べるでしょう。
このマシンの特徴は、真鍮製のボイラーを内蔵し最大で15気圧まで加圧された熱湯が、抽出時には9気圧に減圧され業務用でも使われているポンプ式の抽出法でエスプレッソを一気に抽出します。
標準はこの写真でも見えるポッド方式を採用しており、超簡単に美味しいエスプレッソを家庭で楽しむことができます。
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このマシンが届いた時驚くのが、そのパッケージデザインの小粋さ!たかがパッケージ、されどパッケージと呼ぶに相応しい美しいデザインは、一時でも早く中身を見たくなる期待でワクワクさせてくれる。 |
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その色使いばかりでなく、パッケージの構成材もこの企業の理念でもある環境に配慮したデザインとなっている。日本メーカーの製品パッケージも以前にくらべると相当進歩してきたが、このパッケージの与えてくれる感動にまではまだまだ到達していない。パッケージだけでもグッドデザインマークを与えたい位の高品質である。 |
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梱包をあけて、一通りの部品を確認した後、まず中性洗剤でよく洗ってから使いはじめることは、キッチングッズに共通した使い始めの儀式。約800ml入る背面の水タンクに水を入れ一度煮沸させて、すべての熱湯を抜きタンク内も掃除する。
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操作は超簡単。illyのコーヒーポッドはコーヒーショップやネットで購入できる。
いよいよエスプレッソ儀式の始まりである。
三つ並んだボタンの一番上の電源スイッチを押し、ポッドをのせホルダーを装着する。赤ランプが点灯したら抽出可能なので二つ目の抽出ボタンを押す。 |
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抽出時間は約20秒。デミタスカップにエスプレッソが抽出される。たったこれだけで香り豊かなエスプレッソが楽しめる。但しポッド一つでデミタス一杯だけしか抽出できないので、2杯取ろうと思わないことが大切。数人分のカップを揃えるには少々手間取る。これを美しく見せるのが男の儀式だ。 |
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カプチーノやカフェラテも手軽に作れる。三つ目のスチームボタンを押し、ランプが点灯したら左の大きなスチームダイヤルをゆっくり回して、マグカップのミルクを泡立てる。
カプチーノはエスプレッソに泡立てたクリームを、カフェラテはエスプレッソに温かいミルクをそそぎスチームで泡立てる。 |
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エスプレッソマシンは、普通のコーヒーメーカーと違って熱湯を加圧して抽出するため、ポッドホルダーを外した後に熱湯が滴り落ちるので要注意。水受けトレイは毎回取り外して良く洗っておく。 |
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ポッド方式だけでなく、エスプレッソ用の強く焙煎したコーヒー豆を挽き、ホルダーに詰めて抽出するパウダー用のホルダーキットが別売されている。
このパッケージをご覧になると、5か国語で書かれたキットの下に、赤い文字でX1-X2-X3-X4-X5と記載されているのに気付く。
そうですFrancisFrancisのエスプレッソマシンには、五つのモデルがあるのです。いままで日本にはX3だけが輸入販売されていましたが、先日からX1が販売開始となりました。
ヤマギワリビナ店で現物を確認できます。
次のページでは、これら五つの機種デザインを特別に本邦初公開します。
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パウダー用ホルダーキットの中身。
フィルターは2杯用と1杯用の二つ、計量スプーン 、専用タンパー、ホルダー本体の5つが入っている。 |
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■FrancisFrancis X3・エスプレッソマシンの仕様と価格
○外形寸法 180巾*270奥行*300高
○本体重量 6.0Kg
○電源・使用電力 100V/1100W
○カラー シルバーとチャコールの2色
○ 価格 45,675円(税込)
■パウダー用ホルダーキットの価格
○ 価格 4,725円(税込)
■輸入発売元 チェリーテラス
■販売店 ヤマギワリビナ店やヤマギワオンラインショッピングで購入可能。
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これまでのエスプレッソマシンの記事もご覧ください。
●エスプレッソが大ブレーク!!
●Pavoni
Professional PL
●BRIEL エスプレッソマシン
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