住まいを決める時に、どの自治体を選ぶかで生活の満足度が違ってきます。

「住めば都」は昔の話。今は実際に住んでみなくてもほとんどのマチ情報はインターネットなどを通じて確かめられます。「住んでいるからこのマチが良い」と思う住まい選びから「良いマチを選ぶ」住まい選びに、私たちの意識は急激に変化しつつあります。
住民が街を選ぶ基準の第1位は何とゴミ処理!でした

また地方の独自性がつよまって自治体の特徴がはっきりと打ち出されていることも、「暮らしやすいマチを選ぶ」という選ぶ行動に拍車をかけています。

自分のライフステージに必要な行政サービスを求めて、家を買い換える人が確かに増えてきています。時には教育を求めて、またある時には求めるサービスが医療や介護だったりします。

個性化、多様化の中で、住まい選びも進化しているのです。

人がマチを選ぶ基準は何でしょうか?


私たちが、いろいろなライフステージで期待する行政サービスにはどんな種類があるでしょうか?

市民満足学会という団体が行った「地方自治体行政満足度調査報告書」をご紹介します。当報告書によると、市民が重要と思う行政サービスの回答上位は以下の通りです。

住民が重要と思う行政サービス上位10件(市民満足学会による調査結果より)


これらの行政サービスが期待できるレベルを、住むマチで調査することが賢明です。
■役所に行って担当窓口で聞いてみましょう
■そこの住民に利用者としての感想を聞いてみましょう
■実際の施設を訪ねて職員の人に聞いてみましょう


どんなマチに満足しているのでしょうか?


同じ調査報告による住民による自治体の評価(地方自治体満足度ランキング)によると、上位の自治体は以下の10自治体です。

行政サービスの満足度ランキング上位10件(市民満足学会による調査結果より)


納税者として暮らしやすいマチを選ぶ


人気のある自治体が良いマチとは限りません。自分にとって暮らしやすいマチを選ぶことがより重要だと思います。今後、国の地価は、そうした需要に裏付けられた「マチの実力」で形成される時代が近づいているのかもしれません。

住まい選びで、大きな立地選択(どのマチに住もうか選べること)をできることは、恵まれたかただと思いますが、その選択にあたり地名のブランドやイメージが先行していたのは、昔のことかもしれません。世間一般の評価や表面的な人気で住むマチを選ぶと、10年も20年も経ってから、その選択を後悔することになりかねません。

どうか、ライフプランを考えた長期的な視野で、家族が幸せになる家の買い換えをしてください。それこそ「後悔先に立たず」です。「暮らしやすいマチを選ぶ」それは、消費者としての「欲求の」住まい選びから、納税者としての「賢い」住まい選びではないでしょうか?
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