切っても切れない、ニュージーランドと羊の関係
道路を横断する羊の大群。たまに旅行中に見かけられる
そんなニュージーランドの羊肉は輸出量世界一。しかも人工飼料を与えず放牧で育てられているため安全です。羊肉の中でも特におすすめのラム(生後1年未満の子羊の肉)はくせが無くやわらか。 ラムの旬は10月と言われていますが、一年を通してレストランなどで様々なラム料理を楽しめます。ラム以外の名物グルメは羊のローストや蒸し煮など。
羊は食べる以外にも、羊毛を使用したセーターや内ボア付きシープ革ブーツなど羊毛製品もお土産として人気があります。
ニュージーランド旅行の季節
南半球にあるニュージーランドは、日本とは季節が逆になります。国土は日本同様、南北に長いニュージーランド。南に行けば行く程緯度が上がり気温が下がっていきますが、日本の北海道と沖縄ほどの差はありません。ただし、国のどこでも「1日の中に四季がある」と言われているほど1日の気温差が大きいので、夏でも簡単に羽織れる上着があると便利。ルピナスの花。花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。ニュージーランドの至る所で見られる
日中は暖かく、夜は涼しく過ごしやすい陽気です。新緑が芽生え、花も満開になり、躍動感に溢れる季節。ニュージーランドはガーデニングが盛んな国なので、各家庭の広い庭では花が咲き乱れます。この時期にニュージーランドを旅するのであれば、民家のガーデニングを見学してまわる”ガーデンツアー”がおすすめ。
動物が生まれるこの時期、各都市近郊の牧草地をドライブすれば子羊、子牛、子ヤギなどの微笑ましい姿も多く見られますよ。
南島北部にあるエイベルタズマン国立公園。透明度の高いビーチでのカヤックは人気のアクティビティーの1つ
夏はニュージーランド旅行のベストシーズン。日照時間も長く21時を過ぎても明るい日が続きます。日差しも強いため日焼け対策は万全に。クルーズやジェットボート、山岳地帯の観光では風が冷たく、夏季でも長袖のジャケットが必要です。
南島南部のワナカ ©ニュージーランド政府観光局
スキーと共に絶景も楽しめる©ニュージーランド政府観光局