ニュージーランド/ニュージーランド基本情報

ニュージーランド旅行(基本情報・日本からアクセス)(3ページ目)

時差、通貨、シーズン、持っていくと便利なものなど、ニュージーランド旅行に行く前に、最低限知っておきたい情報をまとめました。まずはこの記事からお読みください!

晝間 尚子

執筆者:晝間 尚子

ニュージーランドガイド

切っても切れない、ニュージーランドと羊の関係

道路を横断する羊の大群。たまに旅行中に見かけられます

道路を横断する羊の大群。たまに旅行中に見かけられる

ニュージーランドといえば羊! なんと羊の数が人間の数の13倍も多い程、牧畜業が盛んな国です。さすがに町中で羊は見られませんが、郊外に出ると平地や丘で無数の羊達を見かけます。たまに羊の大群が道路を横断し、車が立ち往生なんてことも……。

そんなニュージーランドの羊肉は輸出量世界一。しかも人工飼料を与えず放牧で育てられているため安全です。羊肉の中でも特におすすめのラム(生後1年未満の子羊の肉)はくせが無くやわらか。 ラムの旬は10月と言われていますが、一年を通してレストランなどで様々なラム料理を楽しめます。ラム以外の名物グルメは羊のローストや蒸し煮など。

羊は食べる以外にも、羊毛を使用したセーターや内ボア付きシープ革ブーツなど羊毛製品もお土産として人気があります。

 

ニュージーランド旅行の季節

南半球にあるニュージーランドは、日本とは季節が逆になります。国土は日本同様、南北に長いニュージーランド。南に行けば行く程緯度が上がり気温が下がっていきますが、日本の北海道と沖縄ほどの差はありません。ただし、国のどこでも「1日の中に四季がある」と言われているほど1日の気温差が大きいので、夏でも簡単に羽織れる上着があると便利。

ルピナスの花。花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。ニュージーランドの至る所で見られる。

ルピナスの花。花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。ニュージーランドの至る所で見られる

■春(9~11月頃)
日中は暖かく、夜は涼しく過ごしやすい陽気です。新緑が芽生え、花も満開になり、躍動感に溢れる季節。ニュージーランドはガーデニングが盛んな国なので、各家庭の広い庭では花が咲き乱れます。この時期にニュージーランドを旅するのであれば、民家のガーデニングを見学してまわる”ガーデンツアー”がおすすめ。

動物が生まれるこの時期、各都市近郊の牧草地をドライブすれば子羊、子牛、子ヤギなどの微笑ましい姿も多く見られますよ。

南島北部にあるエイベルタズマン国立公園のビーチ。透明度の高いビーチでのカヤックは人気のアクティビティーの1つ。

南島北部にあるエイベルタズマン国立公園。透明度の高いビーチでのカヤックは人気のアクティビティーの1つ

■夏(12~2月)
夏はニュージーランド旅行のベストシーズン。日照時間も長く21時を過ぎても明るい日が続きます。日差しも強いため日焼け対策は万全に。クルーズやジェットボート、山岳地帯の観光では風が冷たく、夏季でも長袖のジャケットが必要です。

 
■秋(3~5月)
南島南部のワナカ。秋には黄や金、赤色に染まる

南島南部のワナカ ©ニュージーランド政府観光局

夏よりも気温は徐々に下がっていきますが、気候は安定する時期です。冷え込む日もあるので、重宝するのが薄手のコートやジャケット。木々が一斉に黄金色に染まる紅葉はまさに絶景!

 
■冬(6~8月頃)
スキーと共に絶景も楽しめる

スキーと共に絶景も楽しめる©ニュージーランド政府観光局

山々は雪をかぶり、凛とした美しい景観をのぞめます。ニュージーランドはウィンタースポーツが盛んな国。日本が夏のこの時期、スキー、スノーボード好きな人はぜひ訪れてみてください。1年の中では旅行者が少ない季節なので、航空券やホテル料金が下がりリーズナブルに楽しめます。 


 
季節について詳しくはこちら>>>ニュージーランドの季節(気候・気温)・イベント
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