今、ファッションパターンをインテリアに！ [インテリアコーディネート] All About

時代を超えた新しさを求めて！

森の中でのピクニックスタイルの千鳥格子ソファ

ドイツのアウトドア家具メーカー「DEDON(デドン)」社の「D.D.C.（デドン・ドレス・コード）」と名付けたあたらしいコレクションがあります。これは、欧州の4つの地名をもとにアウトドア家具にファションを取りいれたものです。フランスのデザイナーであるジャン・マリー・マソー (Jean Marie Massaud)のアウトドアコレクション「Slim Line」をベースにしたものです。

時代を超えて使われる千鳥格子（ハウンドトゥース・チェック）のパターン

今回は、「COMBON」。パリの1区のシャネルが初めてお店を開いたことで有名なcombon（カンボン）通りから名付けられています。ファッションでは時代を超えて使われている古典的な千鳥格子（ハウンドトゥース・チェック）のパターンをインテリアに大胆に取りいれることで、combon通りで花開いた淑女たちのファッションの驚きを、今またインテリアで現そうとしています。

森の中に置かれたモダンなソファ

DEDON（デドン）のショールームでは大きな樹木のフォトグラフィーの大胆な壁紙、床に敷かれているのは苔色のカーペット、そのインテリア景色は驚くばかりです。そんな深い森のなかに千鳥格子パターンのモダンな椅子を配置しています。今、もっとも新鮮なミックス感覚のインテリア空間になっています。ラグジュアリーなリゾートホテルを手掛けるDEDONだからこそ出来る大胆な構成になっています。

森のなかでピクニック！

ケットの上に置かれたピクニックバスケット、テーブルにセッテイングされたティーセット、脱ぎ捨てられたシューズに衣類などまるで森の中でピクニックを楽しむかのようなシーンに演出されています。なぜか、自然の中ではふさわしくないクラシックなシャンデリアが吊り下げられています。従来の概念ではないタブーを楽しんでいるかのようです。

今まで見たことのないファッションのパターンを大胆使った家具は、DEDONだからこその伝統的なハンドクラフトと先端デザインのコラボレーションにより実現したと言えます。職人が丹念に手編みする天然の味わいが、この不思議な空間を違和感のないものにしているのでしょう。

＜DATA＞今回の素敵空間
「DEDON（デドン）」

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Vol.1 ／MARSEILLE 「夏のインテリア！マリンスタイルで遊ぶ」
Vol.2 ／COMBON　　「今、ファッションパターンをインテリアに！」
Vol.3 ／OSLO　　　「北欧デザインに注目！ノルディックモダン」
Vol.4 ／EDINBURGH　「伝統のタータンチェックでトレンディー空間」