平日の昼間、住宅展示場で優雅なひとときを

横浜サロネーゼ倶楽部ロゴ
展示場活性化策の一つとして注目されている「横浜サロネーゼ倶楽部」
新築市場の厳しさが増す中で、住宅展示場への来場率が減っているといわれています。週末や祝日は来場者がいても、平日は営業しているのに閑散……という展示場も少なくありません。こうした中、横浜みなとみらいの住宅展示場「横浜ホームコレクション」では今年2月から新しい試み「横浜サロネーゼ倶楽部」がスタートしました。

平日の昼下がり、豪華でスタイリッシュなモデルハウスで優雅なひとときを過ごしながら、日々の暮らしをセンスアップする講座を定期開催するもので、メインターゲットは30~60代の女性。主婦だけでなく自宅で教室サロンをもっている現役サロネーゼ、また将来、自宅でサロンを開きたいと思っている人まで様々です。
HPトップイメージ
集客はほとんどWEB経由という公式サイトのトップページ。折込チラシもDMも女性の夢を掻き立てるイメージ優先で

わずかな参加費で、料理・おもてなし、ファッション、フラワー、メイク、マナーといった様々なジャンルの講座をカリスマ・サロネーゼ講師たちが提供。ほかにも実際に自宅を使ってどのようにサロンを開業するかといったノウハウや資金計画など、サロン開業をトータルに支援する実践講座もあります。

講座風景
ゴージャスなモデルハウスで行われる講座。参加者はサロネーゼの暮らしと空間をリアルに体感できる
2月からスタートした講座はほぼ毎回、満員。WEB経由の会員登録はすでに150名に達し、自宅サロン開業講座は11月までの全4回講座がキャンセル待ちという人気ぶり。モデルハウスのカタログ等を希望するアンケートも通常イベントの倍近い記名率だそうで、主催者側も予想以上の反響に驚いているとか。

女性の新しい生き方を提案する住宅展示場の試み

これまで住宅展示場というと、「家を建てる時にしかなかなか行けない敷居の高いところ」というイメージが強かったと思いますが、同倶楽部では「家を建てる人だけでなく、日々の暮らしをより豊かにセンスアップするためのもっと身近な存在として、モデルハウスを活用していただきたい」と事務局。

倶楽部風景
サロネーゼ講師の希望を反映して会場を選定。希望どおりの輸入住宅モデルで行われた講座風景
事実、参加者や講師からは「これまで展示場は遠い存在でしたが、自宅のインテリアや空間演出の参考になる場として距離が縮まりました」「今まで新築やリフォームは全く無理だと思っていましたが、そういう選択肢もあるのだということに気づきました」という声も相次いでいるとか。

通常、展示場を家族で見学する場合、ご主人や子どもがいたり、営業マンと対応したりして一つのモデルハウスにゆっくり滞在することはなかなかないもの。サロネーゼ倶楽部の講座は、子どもが幼稚園や小学校に行っている間に開催するため、モデルハウス内の空気の快適さや吹き抜けの気持ちよさを講座の時間中ゆったり感じることができるほか、主婦が忙しい日常からしばし解放され、同じ意識のサロネーゼ主婦たちと優雅なコミュニティ交流を持てることも、人気の理由のようです。


子育てイメージ
子育てや介護で外で働きにくい時代。自宅で自己実現できる新しい生き方が求められている?
特に、子育てや介護で女性が外で働きたくても働きにくい時代にあって、自宅で趣味を生かして自己実現できるサロネーゼという生き方が女性誌でも注目されています。サロネーゼ倶楽部では「先輩サロネーゼ講師の体験やサロン運営のノウハウも提供するなどして、女性の自宅を舞台にした新しい生き方を応援したい」と多展開も視野にしているそうです。

これからの住宅展示場は「家を見る・買う場」としてだけでなく「生き方を考える場」として発展していくのかもしれませんね。

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