モデルルーム見学のチェックポイントを押さえておきましょう。

モデルルーム見学のチェックポイントを押さえておきましょう。

「消費税が上がる前に」とマンション購入を検討している人も多いと思います。そこでモデルルームを見学する際のチェックポイント「10のオキテ」をまとめました。見学に出かける前にぜひココをチェックして、優良な物件選びの参考にしてください。

【10のオキテ:ラインナップ】
・その1 オプションに惑わされない
・その2 構造のことをあきらめない
・その3 実際の建設予定地まで足を運ぶ
・その4 二重床・二重天井を選ぶ
・その5 ライフスタイルを再確認
・その6 防犯・安全対策を確認する
・その7 住戸以外も吟味する
・その8 「●LDK」表示に惑わされない
・その9 鉛筆、メジャー、メモは必携
・その10 住宅性能表示付きか確認

 

第1のオキテ:豪華な設備、家具などのオプションに惑わされるべからず

マンションのモデルルームでは、著名なデザイナーにインテリアコーディネートを頼むことがあります。プロのコーディネートに目を奪われ即決しないように!そこに置かれている、または造り付けの家具、照明、カーテン、家電などは殆どがオプションといわれる「別途追加料金」が必要な部分です。モデルルームの豪華さに目を奪われ、建物本体のチェックをおろそかにするべからず!です。

 

第2のオキテ:構造のことは良くわからない…とあきらめるべからず

土質形状図の例
地盤調査図の例。この図の意味を知っていればモデルルームで地盤を知ることができる。
今や建物の耐震性のチェックは必須です。新築マンションであれば基本的に地震に強い構造になっていますが、標準的な耐震構造の他に、より揺れを少なくした制震・免震構造のものもあります。事前に地震に強いマンションの構造についておさらいしておきましょう。構造という言葉に拒否反応をおこすべからず!

【制震・免震 関連記事】
地震に強い構造はこれだ! マンション編
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また、そのマンションの建つ地盤はどんな地盤なのか、地盤にあった基礎形状になっているか、「構造図」を見せてもらってご自身でチェックしてみましょう。頑丈な地盤の上なら、マンションでも杭を打たずに造れます。事前に地盤調査図の見方や基本的な基礎の形を頭に入れておきましょう。

【地盤調査図の見方 関連記事】
建物に適した地盤と基礎の関係を知ろう

 

第3のオキテ:実際の建設予定地まで足を運ぶべし

マンションのモデルルームは実際の建設地とは別な場所に建てられることがあります。駅からのアクセス、周辺環境、騒音、日照など、現地まで足を運ばなければわからないことはたくさんあります。

気に入った物件があれば、ぜひ現地にも足を運んでください。建設地の周辺に大きな建物はありませんか? 空き地や駐車場があれば、将来そこに何か建って日照条件が悪くなる可能性があります。デベロッパーによっては、周辺の空き地に建物が建った場合どんな建物が建つか、そしてその建物が建つことでマンションにどのような影響がでるかを予測した資料を作成しています。眺望、日照を重視する人は資料を見せてもらいましょう。

 

第4のオキテ:ずっと住むつもりならば二重床・二重天井を選ぶべし

二重床の構造
【二重床の構造】床下に空間があり、設備配線や配管を回しやすくリフォームの間取り変更に対応しやすい。
これから新築物件を購入するかたは、二重床・二重天井の物件を選びましょう。二重床・二重天井は将来のリフォームのしやすさ、遮音性という点で直床・直天井より優れています。

遮音性という観点では上下、左右の住戸との境にある床および壁のコンクリートの厚さをチェックしましょう。目安は床スラブ20cm以上、界壁18cm以上。界壁がコンクリート製ではない(ALC版など)の物件は音が漏れやすく要注意です。

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第5のオキテ:ライフスタイルに合った向き・階層を選ぶ

同じ間取りでも、向きや階層によって価格が大きく違ってきます。必ずしも南向き、上層階が良いとは限りません。ご自身のライフスタイルや家族構成に合った住戸を選択することが大切です。モデルルームに出かける前に、ご自身のライフスタイルを再確認する作業をぜひしてみてください。

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それでは次のページでオキテその6~10までの内容を見てみましょう。