地震の多い日本では、2011年の東日本大震災以降、その余震を含め、大きな地震が全国各地で発生しています。今一度、自宅の安全性について確認しておきましょう。

地盤のチェック方法

まず、自宅マンションがどんな地盤の上に建ち、どのような基礎形状をしているのか把握しておきましょう。それらの情報は「地盤調査図」から得ることができます。地盤調査図は、マンションの基礎形状を決めるために事前に行った地盤調査の結果を示しています。ではその地盤調査図はどこにあるのかというと、たいていの場合、マンションの管理組合がその他の設計図書と一緒に保管しています。

地盤調査図に杭の状況を書き込んだ図面(例)

地盤調査図に杭の状況を書き込んだ図面(例)


■地盤調査図についてはこちらの記事で解説しています。
我が家は安全?地盤と基礎で耐震チェック 

大切なことは「地盤にあった基礎形状になっていること」です。支持地盤が地下の浅い位置にあれば、杭を打たず、べた基礎を採用しているマンションもあります。支持地盤が地中の深い位置にある場合は、そこまでしっかり杭が打ち込まれていることを確認しましょう。

年代で耐震性をチェック

いつ確認申請をとったか確認しよう

いつ確認申請をとったか確認しよう

建設された年代で耐震性をチェックしてみましょう。1981年(昭和56年)に建築基準法が改正され、それ以降に建てられたマンションでは基本的に震度6~7程度で倒壊せず、震度5強程度の地震では損傷を生じないレベルの「新耐震基準」をクリアしています。

具体的には、改訂が施行された1981年6月1日以降に確認申請を受けたマンションは新耐基準になっています。まずはお住まいのマンションが建設された時期を確認してください。

もし1981年以前に建てられたマンションであれば、なるべく早く耐震診断を受けましょう。強度が足りない場合には補強工事を行うなどの対策が必要です。

1981年以前でも強い建物もある

1981年以前に建てられたものがすべて耐震性が劣っているわけではありません。古くても、がっしりと造ってあるものもあります。また1981年以降に建てられたものでも、きちんと施工されていない、いわゆる欠陥マンションでは大きな地震で倒壊する可能性があります。

それでは次のページで危険なマンションについて見てみましょう。