手すりは付けたほうが良いの?
階段や段差のあるところには手すりがあると良いですね。 |
しかしそのほかの部分、たとえば段差のない廊下には本当に必要か考えてから設置をお勧めします。例えば住んでいる方が健常者であれば、その手すりはかえって邪魔になってしまいます。将来設置できるように、壁の中に手すり下地を設けておくとベストです。このように、手すりの設置も必要なところを見極めて行うようにしましょう。
バリアフリーはみんなで協力
全ての人が、家の中で、さらに外へとなるべく安全に移動できることがバリアフリーの目的です。それぞれの人がバリアによって自由に外出できないことがないよう、みなさんの協力も大切になります。例えば、よく見かける点字ブロックでは上に自転車をとめたり荷物を置かないなど、必要とする人が安全に使えるようにしなければいけません。まずは点字ブロックがなぜついているのか、そのような理解から住みよい街づくりにつながってゆくのです。【関連記事】
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【関連サイト】
バリアフリー・ユニバーサルデザイン(国土交通省)
建物のバリアフリー(東京都)
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