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大掃除が楽になる!サッシの性能比較(4ページ目)

今年も大掃除の季節が到来しました。特にサッシ周りは頑固なカビ汚れ、手が届きにくいといった悩みが多い難関場所。年末の苦労を少しでも減らせる「お掃除しやすいサッシ」をご紹介します。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

いっそのこと結露をなくしてしまいたい

窓につく結露。毎朝のお掃除も大変ですね。
窓につく結露。毎朝のお掃除も大変ですね。
「現在使っているサッシの結露がひどく、カビも発生している。この窓に結露を出さない方法はない?」

こんな悩みをお持ちの方には、現在使用しているサッシの室内側にもう一枚サッシを付けて二重サッシにする方法をお勧めします。

実はサッシが汚れる大きな原因の一つがこの「結露」。冬場になるとサッシ一面に水滴がつき、放置するとサッシだけでなく周りのカーテンまでカビを生やす原因になってしまいます。また、いったんこびりついたカビは取るのも一苦労。お掃除の労力をなるべく少なくするためには、その元凶である「結露」を撃退することが、一番の近道なのです。

後付け専用サッシ「インプラス」施工例。
後付け専用サッシ「インプラス」施工例。従来のサッシの内側にもう一枚サッシをつけて、結露防止や省エネに貢献(商品及び画像提供:トステム)。
すでに使用しているサッシの室内側に、もう一枚サッシをつける簡単リフォームで二重サッシに早変わり。二重サッシにすることで、窓から逃げるエネルギーを少なくすることができ、その分光熱費が安上がりになります。また防音性も増すので、二重サッシにすることで室内環境はぐんと向上します。

右の写真はトステム株式会社の防音断熱内窓インプラス。後付け専用のサッシです。結露の発生を抑え、冷暖房コストの削減につながり、日頃のお手入れもカンタンになります。

この二重窓にする方法は、室内側の工事になるため規制の厳しいマンションでも可能なリフォームです。結露はカビの元になり、住まい手の健康に良くないばかりか、家そのものを傷める原因にもなります。結露防止の他にも様々な性能がアップし、居住環境が良くなるという利点があるので特にお勧めしたい方法です。

【詳細情報】
トステム株式会社
新日軽株式会社

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