窓の大掃除は毎年ながら大変。掃除のしやすいサッシならそんな苦労もありませんね。 |
そこで今回は、お掃除の悩み別に、その悩みを解消できる「お掃除がラクになる工夫」があるサッシをご紹介します。
<お悩み別 INDEX>
■サッシの裏側に手が届かない!上げ下げ窓の掃除法→P1
■トップライトや吹抜けに窓をつけたい。お掃除の方法は?→P2
■サッシ下のレールについた汚れも落としたい→P3
■いっそのこと結露そのものをなくしたい→P4
サッシの裏側に手が届かない!上げ下げ窓の掃除法
幅の狭い場所でも設置可能。下の窓を上に引き上げて換気もできるので、戸建住宅で採用例の多い「上げ下げ窓」。この上げ下げ窓の、室外側のお掃除はどうしたらいいの?という悩みを取り上げてみましょう。上げ下げ窓は引き違い窓と違い、上の窓が固定タイプのものも多く、1階やバルコニーに面した窓以外は外側に面した部分のお掃除が難しくなります。
そこで、トステム株式会社や新日軽株式会社では、本来は上下にしか動かない下窓を、お掃除の時に室内側に倒せる仕組みを採用し、サッシの外側もお掃除できる上げ下げ窓を提供しています。上げ下げ窓だけでなく、すべり出し窓についても手が入るくらいの角度まで開けられるような工夫をしています(写真1参照)。
【写真1】お掃除しやすい窓の例。 A:上げ下げ窓の下の窓が清掃時に内側に倒れるしくみ。シンフォニー・マイルドとシンフォニー・ウッディシリーズで採用(商品及び画像提供:トステム)。 B:すべり出し窓 C:縦すべり出し窓。いずれも清掃しやすい角度まで開くしくみ。アルクラプラスシリーズで採用(商品及び画像提供:新日軽)。 |
写真をみると、室内側からのお掃除やメンテナンスのしやすさがわかりますね。サッシメーカーや製品を選ぶ時のポイントとして、こういった工夫も考えてみるといいのではないでしょうか。
それでは次にトップライトや吹抜けについた窓の掃除について見てみましょう。