2位:浴室(風呂場・浴槽・シャワー)

2番目に多いのは浴室での事故

2番目に多いのは浴室での事故

家庭内事故のうち、住宅設備が原因で起こる「住宅関連事故」の中で2番目に多く報告されているのは「浴室」です。事故に遭った人は4歳以下の乳幼児が1番多く、次に65歳以上の高齢者と続き、乳幼児とお年寄りに多いことがわかります。

浴室で起こる事故は重症または死亡に至る件数が増え、最も危険なところであると言えるでしょう。事故に至る大きな原因は転倒・ぶつかる・浴槽への転落となっています。

■浴室事故の主なパターン
・お湯、石鹸の泡で足が滑った
・入口の段差でのつまづき
・ガラス戸に手をつく、誤って蹴るなどで割れたガラスで負傷
・風呂ぶたに乗っていて浴槽に転落
・しゃがんでいて頭をあげた時に蛇口にあたり打撲
・急に熱湯が出てきてやけど
・清掃用の風呂ブーツをはいていて滑った

事故の解決策:浴槽ふちの高さからヒートショック対策まで

SG(エスジー)はSafetyGoogs (安全な製品)の略号です。
SG(エスジー)はSafetyGoogs (安全な製品)の略号です。製品ごとに基準を定め、それに適した安全性の高い製品につけられるマークです。
幼児の浴槽への落下を防ぐ方法としては、浴槽のふちの高さが一定以上(2歳児で50cm以上)あると良いという実験結果が出ていますが、現在のバリアフリー化の流れの中で浴槽のふちの高さは低くなっており、それ以外の予防方法を考えた方が良いでしょう。

具体的な対策としては(1)風呂ぶたはSGマーク付の安全なものを使用すること(2)浴室は外からカギをかけておくこと(3)日頃から浴槽のお湯は抜いておく習慣をつける、などが挙げられます。

以上の他に、浴室で起こる高齢者の事故では、急激な温度差によるヒートショックが原因で入浴中に溺れる事例が報告されています。予防方法としては、脱衣室や浴室内を暖めておくことや、風呂の湯の温度をあまり高温にしないなどが挙げられます。

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それでは次に3番目に多い床・畳・敷居の事故例と解決策を見てみましょう。