そこで今回はgooランキング「自宅の防犯対策として実施したいことランキング」を参考に、お手軽&すぐできる防犯対策をピックアップ。まだ手つかずのの方はぜひ、今年こそできるところから自宅の防犯対策に取り組んでみませんか?それではみなさんがぜひやってみたいと思っている自宅の防犯対策はこちらです!
鍵まわりの防犯対策
右の表はgooランキングで2008年9月に集計した「自宅の防犯対策として実施したいことランキング」です。表を見ると「鍵」に関する防犯対策が10位中5つを占めています。・ドアや窓の補助錠(1位)
・ピッキングに強い鍵の取り付け(2位)
・ゴミ捨てなど少しの外出でも鍵をかける(4位)
・ポストなどわかりやすい場所に合い鍵を置かない(5位)
・サムターン回しの防止器具を取り付け(10位)
以上のような鍵まわりの対策で、本当に防犯効果は高まるのでしょうか?
平成20年度上半期の東京都内の侵入窃盗認知件数は5,648件で前年同期より11.9%減少し、その中で空き巣は8.0減となるなど件数そのものは減ってきています。防犯意識の高まりと、実際に対策をしている方が増えた結果と言えるでしょう。
さらに空き巣の侵入手段を見てみると、戸建住宅ではガラス破りが最も多く63.4%を占め、次いで無締まり(25.3%)となっています。4階建て以上の住宅(マンションなど)ではガラス破りが最も多く39.7%、無締まり(25.1%)、合鍵(17.5%)となっています。
この統計より、戸建でもマンションでも侵入盗は「窓ガラスを割って侵入する」ケースが最も多いことが分かります。ランキング第1位の「ドアや窓に補助錠をとりつけたい」という対策は、とても有効であると言えるでしょう。第7位の「窓ガラスを割れにくい防犯ガラスに替える」よりも、現在の窓に補助錠を取り付ける方法のほうがお手頃にできますね。
【参考費用】窓に補助錠の取り付け……1,800円~6,000円/か所
戸締まりを忘れないだけで効果あり
戸締りはくれぐれもお忘れなく。カギは破壊しにくく複製しにくいデインプルキーがおススメ。 |
関連することに、「ゴミ捨てなど少しの外出でも施錠する(第4位)」や「ポストなどわかりやすい場所に合い鍵を置かない(第5位)」があります。ゴミ捨てなどは「ほんの少しだから」と思いがちですが、ついつい立話に花が咲くこともあるでしょう。これらの対策は日頃気をつけるだけなので、明日からでも取り入れられますね。
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