マンション物件選びのポイント/マンションの間取り

1LDK・2LDK・3LDKの「使いやすい間取りと広さ」実例編(3ページ目)

1LDK・2LDK・3LDKの3つのマンションの間取り実例を挙げ、それぞれの特長とその間取りが向くファミリーを検証していきます。そして家族構成別に必要な住戸の広さはどのくらいか見ていきましょう。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

ファミリー志向の人にオススメ  3LDKの間取り(4~5人向け)

次にファミリー志向の方にお勧めする間取りとして、大規模再開発が盛んな江東区豊洲に建つ「シティタワーズ豊洲ザ・ツイン」のN-90PHタイプを例にあげます。

こちらは3LDK+ウオークインクロゼット+シューズインクロゼットの間取りで広さ(専有面積)は92.70m2(約28.04坪)、4人~5人のファミリーに向く間取りです。

3LDKのプラン例。シティタワーズ豊洲ザ・ツインよりN-90PHタイプ(クリックで拡大)。

3LDKのプラン例。シティタワーズ豊洲ザ・ツインよりN-90PHタイプ(クリックで拡大)。

 

開放感のある間取り

注目は11メートルにも及ぶワイドスパン(A)。タワーマンションのためバルコニーから見える景色、開放感は抜群です。もちろんファミリー対応を可能とする収納力(シューズインクロゼット(B)&ウオークインクロゼット(C))もチェックです。

 

リビングと隣り合う個室の使い方

最近では、早いうちに申し出れば簡単な間取り変更に対応してくれるケースもあるので、最初のうちはリビング・ダイニングと洋室(3)の間の間仕切り(D)を取ってしまい、合わせて20.3畳の広い空間として利用して、将来的にお子さんが個室を欲しがるようになったら家具や簡易間仕切りで区切ってもいいですね。

子ども部屋に適した2室

洋室(2)と洋室(3)はいずれもリビング・ダイニングからの出入りとなるため将来の子ども部屋にピッタリです。いずれの部屋も子どもが小さい頃は開放してリビングダイニングと一体化して広く使ったり、大人用の書斎や趣味の部屋として使用してもいいでしょう。

このタイプは西向きで東京タワービューとのこと。「ワイドスパンならでは」のメリットとしてゆったり広い1620サイズのバスルームも外向きにしつらえてあり、東京タワーの夜景を眺めながらのバスタイムを楽しめる間取りです(E)。

さて、目的別&ライフスタイル別に使いやすい間取り例を見てみましたが、ファミリー数別に住戸面積がどのくらい必要なのか次のページで再確認しておきましょう。

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