マンション物件選びのポイント/マンションの間取り

1LDK・2LDK・3LDKの「使いやすい間取りと広さ」実例編(2ページ目)

1LDK・2LDK・3LDKの3つのマンションの間取り実例を挙げ、それぞれの特長とその間取りが向くファミリーを検証していきます。そして家族構成別に必要な住戸の広さはどのくらいか見ていきましょう。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

将来の変化に対応しやすい2LDK(2~3人向け)

次に2LDKの間取り例として、臨海副都心有明に建つ免震タワーマンション「シティタワー有明」の60Cタイプを例として取り上げます。

2LDKのプラン例。シティタワー有明より60Cタイプ(クリックで拡大)。

2LDKの間取り例。シティタワー有明より60Cタイプ(クリックで拡大)。

 
こちらは2LDK+ウオークインクロゼット+シューズインクロゼットの間取りで広さ(専有面積)は59.66m2(約18.04坪)。ご夫婦二人、もしくはご夫婦+子ども一人の三人ファミリー向きの間取りです。

 

収納多め、人気のシューズインクロゼットも

注目はウオークインクロゼット(A)とシューズインクロゼット(B)による収納力です。シューズインクロゼットとは、靴を収納する広いスペースのことで、玄関のすぐ脇に設けます。靴以外にもゴルフバッグやスキー板などかさばる物や長いものの収納もでき、便利です。最近ではこのようなウオークインクロゼットを備えたマンションも増えています。

将来の変化に対応、フレキシブルに使える部屋

フレキシブルに使える部屋があると便利。

リビングにつながるフレキシブルな空間があると家族構成の変化にも対応しやすい。

洋室(2)に着目すると、隣のリビング・ダイニングとは二枚引き戸で区切られており、ここを開放することで計15.2畳の広いスペースが確保できます(C)。

洋室(2)は、リビングの一部として、または夫の書斎として、もしくは妻の趣味の部屋としてなど、目的に応じてフレキシブルに使えそうです。また、お子さんがいる場合は洋室(2)は子ども部屋として理想的な位置にあると思います(D)。

ウオークインクロゼットのついた洋室(1)は夫婦寝室に向きますが、6畳以上の広さを確保しているので、将来にわたり長く住むことも出来そうです(E)。

それでは次のページでファミリー志向の人におススメの3LDKタイプを見てみましょう。
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