Windows 7は年内発売
MicrosoftのWindows 7公式サイト
すでに所有しているパソコンにインストールして使用したいユーザーは、店頭でパッケージ版を購入することになります。今回は、Windows 7の要求スペックなどについて、明らかになっている範囲で解説します。
名前とバージョンの謎
まず、「Windows 7」という名前です。開発元のMicrosoft社によれば、「クライアント向けWindowsとしては7番目」ということを意味するとのこと。クライアント向けとは、古い方からWindows 1.0/2.0/3.0、3.1/95、98、98SE、Me/2000、XP/Vistaです。実際には、2000以降のWindowsは、それ以前(Meまで)と外観は似ていますがもともと別系統(Windows NT系)の製品。この話は長くなるので略しますが、2000以降の製品バージョンを見ると以下のようになっています。
- 2000=バージョン5.0
- XP =同 5.1
- Vista =同 6.0
- 7 =同 6.1
改良点の多いWindows 7
Windows 7は、現行Vistaと比べると改善点が多く、ぜひ使いたくなるOSです。ポイントのみを列挙すると、以下のような点です。- 起動や動作がより速く
- 警告画面が少なく
- タスクバーの改良
- 互換性の高さ
Microsoft社が、Vistaに対するユーザーの意見を十分に取り入れて、Windows 7の開発を行ったことが分かります。