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「Windows 7でも大丈夫?」ユーザーの疑問に答える(2ページ目)

Microsoft社から、次期OS(基本ソフト)であるWindows 7の年内発売が正式に発表されました。現行のVistaは比較的高い性能を必要としましたが、どうなるでしょうか。疑問に答えます。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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製品の種類

Windows 7では、6つのエディション(種類)が提供されます。下位から Home Basic/Starer/Home Premium/Professional/Enterprise/Ultimate で、メーカー製パソコンの主力となるのは、Vistaと同様にHome Premiumです。

Home Basicは途上国向けで、日本では提供されません。Starerは機能制限版で、ネットブックなど性能を抑えたパソコン向け。ProfessionalとEnterpriseは企業向け、Ultimateは全機能を搭載した製品です。

購入時のポイント

現在、Windows Vista搭載のパソコンを利用しているユーザーは、アップグレード版を購入することでWindows 7に移行できます(アップグレード価格は未発表)。なお、Windows XPからはアップグレードできず、新規にパッケージを購入する必要があります。

最後に、Windows 7の動作要件は以下のようになっており、Vistaの動作要件とほぼ同じです。
  • CPU 1GHz以上
  • メモリー 1Gバイト以上(64ビット版は2GB以上)
  • HDD 16Gバイト以上(64ビット版は20GB以上)
  • ビデオ Direct 9対応カード(128MBのメモリー搭載)
  • 光学ドライブ DVD-R/Wドライブ以上
結論として、Vistaが正常動作しているパソコンを持つユーザーなら、機器の増設は不要です。安心して、Windows 7の発売を待ちましょう。

XPユーザーは、Core 2 DuoなどのマルチコアCPU搭載のパソコンでないなら、新規購入・買い換えをオススメします。

もちろん、現在店頭に並んでいるパソコンは、ごく一部の例外を除き、この基準をクリアしています。Vista搭載のパソコンを購入し、Windows 7に移行することも問題ありませんので、現行機種でも安心して購入できます。

ただし、若干とはいえアプリケーションや周辺機器に非互換性の問題が起きる可能性があります。Windows 7の発売後、各メーカーの対応情報をチェックすることを忘れずに。

関連サイト
●Microsoft:Windows 7

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