昨年度の東京都の侵入盗の認知件数は32.557件(警視庁統計より)が報告されています。
多分これ以上が発生しているということでしょう。新築される時は初めから防犯をどのように考えるか設計の計画段階から打ち合わせをしていくことが大切です(特に北側の窓に工夫が必要)。そして器具や製品にたよるばかりでなく、家を建てているときから近隣に挨拶したりコミュニケーションを積極的にとっていくようにして下さい。現代は近所付き合いが希薄になり、それが泥棒に狙われやすい環境を生み出す一因にもなっているのです。
ピッキングによる被害は平成12年から取締りが厳しくなり都心部では一旦減少し、郊外へひろがりました。しかし、また昨年の暮れあたりから再び都心部の被害が増え始めているようです。
4月になり暖かくなりました。泥棒も動き出しやすい季節です。自分の家だけは大丈夫と思わないでもう一度自分の住まいを見てみましょう。またこれから家づくりを考えている人、さらに防犯事項をチェックしてみて下さい。
<こんな防犯商品はいかが?>
・ピッキングに備えるために・・・財団法人全防連の優良防犯機器「CP錠」認定の錠前
美和ロック株式会社
・ガラスの破壊による進入防止のアラーム・・・ガラスが破壊されたとき発生するAE超音波のみをキャッチしてサイレンを鳴らすアラーム
株式会社岩田エレクトリック
・防犯ガラス「ハイレンド」・・・通常2枚の板ガラスの間に強靭な特殊樹脂膜をはさんで圧着したガラス
セントラル硝子株式会社
・鍵穴のない「鍵」でピッキングできない!・・・・従来の鍵とは別に内鍵として後づけし、施錠・開錠を主にリモコンで行う
神鋼商事株式会社
<関連サイト>
・[住まいを考える] リンク集 > 「住まいの防犯と防災」
・[防犯] リンク集 > 「ピッキング・空き巣対策」
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