自分でする!チェックポイント4~7 5. 軸組み計算はどうなっているか確かめる 建築確認の時は“小屋裏収納付き2階建て”の図面で申請して、実際は3階建てで建ててしまうケース、また、申請時には居室だったのに、1階の壁をとってしまい車庫にしてしまうというケースもあります。3階建ても、最近は増えてきています。木造でもきちんと構造計算が必要です。仮にリフォームするにしても、チェックすることが大切です。 6. 軸組みの金物のつなぎはきちんとされているかを確かめる 木材同士がきっちりとつなぎ合わされているかどうかが、建築の強さを決めます。軸組工事の途中で、柱・梁・筋かいなどの木材の継ぎ目に異常な隙間がないかチェックしましょう。金物を使わないで釘だけで固定されていると、地震の時などにはずれる危険もあるので注意しなければなりません。 ■金物(土台と柱をつなぐ) ■金物(筋かいと柱と桁をつなぐ) ■金物(火打ち梁の役目) 7. 軸組みをのぞいてみよう もし工事期間中に見ることができなかった時や、建売りで完成後気に入って購入するといった時には、小屋裏をのぞくと一部は確認できます。押入れの天井をはずし、懐中電灯でのぞきます。小屋組みの木材の接合状態や金物の使われ方・断熱材の施工状態などがわかります。もし、ここでいい加減な工事をしている様だと、他の部分も気になることろです。 ■断熱材(壁部分) きれいに施工されています。 ■当事務所では実際に軸組模型をつくり、 納まりや力の流れを検討する時もあります。 ●次回は、3回シリーズの後編になります。防水処理・排水棟のチェックポイントです! ・なぜ貯金が増えない? そんな時はAll Aboutの無料FP相談 前のページへ12※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。