住宅設計・間取り/キッチン・洗面・寝室・子供部屋の間取り

安らぎのトイレ空間は戸を開ける/引くところから 「トイレの扉で悩んでほしい」(2ページ目)

誰もがトイレに心地よさを求めています。いい香りの芳香剤、広く取ったトイレスペースは気持ちのいい空間をつくるように、トイレの扉からのアプローチも考えてみましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

ガイド・佐川の一言アドバイス!

トイレの扉を考える時、まず開き戸か引き戸かを考えます。

【開き戸の場合】
内開きにするのか外開きにするのかを検討します。
この時注意しなければならないのは、次の3点!

1.開き戸は開閉に場所をとる点
2.外開きは内部が丸見えになってしまう点
3.内開きは人が内部で万一倒れた時、扉が開けられなくなるという点



【引き戸の場合】
トイレ内の場所はとらないのですが、戸のたまり巾がとれなかったり、気密が気になるという問題点もはらんでいます。リビングの近くにトイレがある場合は、音や臭いに留意が必要です。

扉からトイレ内部に入ったスペースは60~80cmは必要です。55cmくらいの狭い扉でも出入りは可能ですが、60cm以上のゆとりがほしいところです。トイレをパウダールームとして考えるのであれば、やはりゆったりと85cmの巾を確保することです。



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