アメリカ旅行でかかるお金
ラスベガスで見つけたお金の山
チップを払う時
日本にはない“チップ”文化がアメリカにはあります。チップとはレストランやホテルなどでサービスに対して感謝の気持ちを示すもの。チップの相場は、レストランの場合代金の10~20%。代金が100ドルなら、10~20ドルを上乗せして支払います。きっちり何%と決まっているわけではないので、細かい計算までする必要はありません。
アメリカのレストランは、日本の様にレジに並んで支払いをするのではなく、テーブルで会計を済ますテーブルチェックが基本です。現金で支払いをする場合はチップを入れた金額をテーブルに置いて店を出ればOK。また、クレジットカードで代金を支払う場合は、サインをする際にチップの金額を書き込む欄があるのでそこに金額を書くか、その欄には“0(ゼロ)”と書きテーブルにチップだけ置いておきます。
ビュッフェ式のレストランの場合は値段に関係なく、1人1ドル程度のチップがマナー。必ずしもすべてのレストランで支払う必要はなく、ファーストフード店ではチップは不要です。
レストラン以外でチップを払うのはホテル。部屋まで荷物を運んでくれたボーイ、ベッドメイキングやルームサービスを運んでくれたスタッフに数ドル渡します。
タクシーも必ずチップが必要。料金に数ドルプラスして支払います。大きな荷物などをトランクに入れてもらった場合などは、さらに金額をプラス。タクシーには大抵、「5ドル以下の紙幣でのおつりはありません」と書かれていますが、これは「おつり用の1ドル札は持っていません」と言う意味なので、チップに含めて計算しましょう。
日本人には慣れない習慣なので「ここでチップあげるの?」と疑問に感じるシチュエーションが多々あります。その場合は、周りのアメリカ人の様子を見て同じようにすればOK。