テーマ別空間とその効果
(( テーマ )) | (( 特徴 )) | 庭を見る | >> | 家の中心に中庭を設ける。・生活動線上にいつでも庭がある。 ・周囲の視線を気にすることなく、居室と庭との一体化が図られる。 ・安定した採光が得られる。 | 空間を楽しむ | >> | スキップフロア(半階ごとに空間を設ける)のある家。・上り下りが比較的楽である。 ・隣家との視線がずれ、プライバシーが守られやすい。 ・高低差のある敷地などでは上手く利用できる。 | 光を受ける | >> | 1階に個室やサニタリースペースを設け、2階にキッチン、ダイニング、リビングなどの共有スペースを設ける。・2階は1階よりも採光が得られる。 ・屋根の形状によって天井を高く取ることができ、開放的な空間がつくりやすい。 | 豊かさの工夫 | >> | 吹抜けをつくる。収納スペースを豊富にするだけでは空間的な豊かさは生まれません。狭小地にこそ無駄とも思える空間をつくると心が和み豊かさを生みます。 | さりげなく家族の交流の場をつくる | >> | 階段を生かす。階段の位置によって間取りは大きく変わります。単に上下階をつなぐ通路としてではなく、時にまん中に時に広くつくることで楽しい階段空間ができます。 | 家族の団らん | >> | キッチンを主役にする。家でする行為といえば食べる・寝る・入浴するが基本です。家族の団らんはここで共有を図ることが大切です。食事は毎日共にすることがなくても、アイランドキッチンやオープンキッチンにすることによって、調理や会話をするきっかけが生まれやすくなるでしょう。 | 仕切りの少ないオープンな家 | >> | 1:外と屋内を曖昧につなぐ土間を設ける。用途が違う部屋(屋内外)であっても壁を設けるのではなく、連続性を重視した空間構造にすると、日本の伝統的な家づくりにある奥ゆかしさが感じさせます。 | 北側の暗くて寒いイメージをなくす | >> | 北側に大きく開口部をとる。南側に大きく開口をとり、北側には小さな開口部を設けるのが一般的ですが、周囲環境を考慮した上で表裏のない家づくりができます。北側には落ち着いた光が差し込みます。 | 廊下 | >> | 1:廊下をギャラリースペースにする。廊下を通路としてだけでなく、部屋の一部として考えます。廊下の形はメガホン状にするなど、遊び心をもってつくると楽しい空間ができます。 | 近所の人や友人を招く | >> | 1:縁側を設ける。縁側や2階の廊下はかつては地域の人との交流の役割を果たしていました。地域特性もありますが、地域との関わりを意識したプランづくりをすれば嬉しい交流があるかもしれません。 |