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家は材料でつくる?素材でつくる?(2ページ目)

「材料」と「素材」、言葉の意味合いは違っていても、私たちはそれほど意識することなく使っているような気がします。今回は「材料」と「素材」の違いについて考えてみましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


どんな材料があるの?

人間の生命感とかけ離れているものが人工材料です。人工材料にも機能的で優れた耐候性があります。ただ人の心を和らげることはできません。


本物素材はどこに使う?



玄関のファサードに銅を用いる。赤銅
は、やがて緑青になり、経年美を見せる。


暖炉に大谷石用いて柔らかさと弱さを
見せ、他の空間を強く見せる。


本物素材のコストは無機質材料よりも多少割高になります。しかしコストというのは建てる時だけでなく、ライフサイクルコストも含め考えることが大切です。

本物素材には力があります。そのため、やたらと多く使うとデザインや室内がうるさく感じ、落ち着かなくなることがあります。
したがって、空気量を考えてバランスよく使うことが大事です。


もっと知りたい家づくり困りごとシリーズ1~9

困りごと一挙に解決!!
●シリーズ第1回:着工前の不安の解消
Q1:「建築条件付」の土地で自分の希望する工法で建てるにはどうしたら良いですか?
Q2:工事見積り金額に差があるのですが、どのように判断すれば良いですか?
Q3:設計図面の見方を教えていただけませんか?
Q4:現場で「任せてくれ」と言われたのですが、本当に任せても良いのでしょうか?


●シリーズ第2回:お金と現場
Q1:追加工事がやたらと多いのはどうして?
Q2:細かな見積り金額がないのはいいの?
Q3:腕の良い大工さんがくるという話が・・・実際はどうなの?
Q4:現場監督があまり現場に来ないのですが大丈夫?


●シリーズ第3回:コミュニケーション
Q1:工事変更の連絡が現場に伝わっていない?
Q2:手直し箇所をなかなか直してくれない?
Q3:外構工事が意外とかかった。なぜ?
Q4:古家を解体したら見積り以上の請求がきた!どうして?


●シリーズ第4回:事前の打ち合わせ
Q1:窓の位置が隣の家と重なる時、どうしたらいいですか?
Q2:家事動線に見落としがあった時、現場での変更は可能ですか?
Q3:コンセントの位置・数がバラバラ、何とかしたい時は?
Q4:見本の色と実際の色のイメージが違う時は?


●シリーズ第5回:住んでから気付くこと Q1:2階の音が響く時は?
Q2:お湯の出が悪いのが気になる時は?
Q3:敷地の水はけが悪い時は?
Q4:ズバリ!欠陥住宅を防ぐ方法は?


●シリーズ第6回:近隣トラブル Q1:日照権侵害のクレームからトラブルに発展したら?
Q2:隣地との境界石がわからない時は?
Q3:隣家の配管が自分の敷地内を通っていたら?
Q4:換気扇からの臭いが原因でクレームが来たら?


●シリーズ第7回:「瑕疵・欠陥・不具合」 Q1:外壁に大きなひび割れが出た時は?
Q2:ドアの開閉がしづらい時は?
Q3:押入れに結露やカビが発生した時は?
Q4:階段が急で危険な時は?


●シリーズ第8回:建てる前に見つけよう Q1:廊下に手すりをつけたら狭くなり、物の搬入がしづらい時は?
Q2:バリアフリーとお願いしたのに、洋室と和室の堺に段差ができた時は?
Q3:浴室の洗い場の排水がスムーズにいかない時は?
Q4:点検口がどこにもないのはなぜ?


●シリーズ第9回:建て替え時の注意 Q1:建築協定があり、隣地と1m離さなければならない時は?
Q2:建て替えでは私道所有者の承認が必要ですか?
Q3:建て替えで敷地のセットバックが必要になり、狭くなった時は?
Q4:借地での建て替え、地主の条件は?
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