住宅設計・間取り/キッチン・洗面・寝室・子供部屋の間取り

仲がいいから夫婦別寝

昔は夫婦別寝というと、仲が悪いから家庭内別居というイメージでした。しかし最近は夫婦円満だからこそ、相手のことを思っての別寝なのです。では、別寝とはどのように設計すれば良いのでしょうか?

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

約3割の夫婦が別寝

三井リフォーム住生活研究所が昨年10月に全国の30~69歳480人に、夫婦の寝室についてアンケート調査をしたデータがあります。このデータを見ると、約3割の夫婦が別々の部屋で寝ていることがわかりました。(複数回答)

夫婦別寝は相手を思うからできる

今までは別々の寝室といえば、仲が悪く家庭内別居の夫婦と捉えられていました。また、仲の良い夫婦でも別寝は中高年夫婦のすることだろうと思いがちでした。しかし最近では「別寝」を想定した新築住宅も販売されています。

平日、旦那さんの帰宅が遅くなると電気の明かりで奥さんを起こしてしまうことがあります。また、土日でも奥さんは家事をするために早起きをします。一方、旦那さんは休みの日は少しでも長く寝ていたいという希望があるでしょう。こういった生活スタイルの違いが別寝にする1番の理由です。夫婦円満だからこそ、相手を思いやる「別寝」なのです。


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