プラスαの空間をもとめて
理想の家づくりのために建て主はいろいろと情報を集めますが、どれも同じような情報で、プラスαの提案がありません。単に部屋数を増やすプラスαではなく、家族が楽しめる空間をプラスするのです。そこで今回は屋根の活用法を取り上げてみました。
構造計算はしっかりと
敷地は狭いし家も狭い。子供は外で遊んでほしいが、交通事故や事件が心配。家の中で屋外的な遊びができればなと考えている方も多いと思います。そこで屋根を活用することを提案します。近年は防水工法もしっかりと確立されていますので、きちんと施工をすれば雨漏れの心配もいりません。使い方によっては、風や雪、耐震、荷重などの構造計算に注意をしなければなりませんが、それはきちんと計算をすることで安全が確認できるので問題はありません。
屋根の利用法はこんなにある
1.屋外庭園
2.芝生または野園
3.日光浴・露天風呂
4.軽い運動(素振り、ゴルフなど)
5.子ども・高齢者のウッドデッキスペース
6.自分の趣味を活かす広場
7.子どもの情操教育に利用する広場
これらは勾配屋根の一部を陸屋根にする、駐車場の屋根を利用する、バルコニーを広げるなど、その家族の利用法に応じていろいろな使い方ができます。もちろん建築面積や延床面積に計算されるケースもあれば、されないケースもあります。それは設計士さんと相談すればよいでしょう。
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