交通事故死と家庭内事故死は同数
家庭内で起きた不慮の事故死は、年間約1万人です。特に幼児と高齢者の事故が多く、その中でも転倒や転落によるものが多くあります。交通事故も年間約1万人ほどと言われています。家庭内の事故はあまりマスコミに報道されないので意外と対策が取られていませんが、年間の交通事故死とほぼ同数です。住まいはデザインも大事ですが、外敵から身を守る性能も大事です。意外な落とし穴には十分気をつけて安全な家づくりをしていくことこそ、もっとも基本的で、重要なことなのです。
何気ない人間の行動パターン
人間は狭いところから広いところへ、暗いところから明るいところに動くという行動パターンがあります。したがって廊下から中庭に行く際、子どもが中庭の大きなはめ殺しの窓に衝突した、暗いところから明るいところへ行く際、そこに段差があると考えてなく足を踏みはずしたなどの事故例が報告されているのです。それでは意外と危険な場所はどのようなところなのか見ていきましょう。以外と危険な場所はこんなところ
・ 大きなはめ殺しのガラス | ・・・ | 衝突 |
・ 出入り口の段差 | ・・・ | 転倒 |
・ 階段まわり | ・・・ | 転倒・転落 |
・ 折戸 | ・・・ | 指挟み |
・ 吹抜け部分などの手すり | ・・・ | 転落 |
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