人気のリビングイン階段

親子の会話が増えると言われるリビングイン階段は、比較的若い購入層に支持されているようです。リビングイン階段は家族のいるリビングの中に階段があり、子どもはリビングを通って2階の子ども室へと行くという間取りです。そうすることで、玄関から直接自分の部屋へ行くことを防ぎ、子どもの様子がわかるため、声をかけたり会話をしたりとコミュニケーションがとりやすいからです。しかしそこには落とし穴もあるのです。


リビングイン階段の落とし穴

リビングイン階段の良さとして、空間の開放感と上下階のつながりの良さがあります。しかし、スペースに余裕がないからといって、無理にリビングに階段を押しこめたようなつくりにすると、そこはコミュニケーションがとりやすい場にはならなくなるのです。つまり、もともとコミュニケーションをとろうという意図がある場所を、他のスペースの狭さを解消する手段のひとつにすると、そこは単なる関所の通路になってしまうということです。

実例を通して、気になるところをチェックしてみましょう。

【参考間取り】
【1階】
<チェックポイント>

・玄関から階段までの距離が短く、すぐに2階に上がることができる。

・階段がキッチンに近いので、ニオイが2階にあがりやすく、また階段のほこりがキッチンに来やすい。

・リビングの扉を開け閉めする際、階段を下りてくる人がぶつかる可能性がある。

・浴室、トイレに行くとき、玄関ホールを通らなければならない。

・玄関からトイレの扉が見える。
【2階】

やはり、無理やりリビングイン階段とした感じがします。また、リビングイン階段のもつ広がり感と階段のキレイさを感じることができず、押し込められた階段という印象を受けてしまいます。

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