シングル・DINKS向けマンション/DINKSのマンション購入

間取りの基本は「快眠空間+DK+[書斎]」

DINKSが選ぶ間取りは、部屋数も少なく、広さも限られているので、間取りのバリエーションの選択肢は多くはありません。そんな限られた間取りの中で、何を重視して選ぶべきかを考えてみましょう。

大久保 恭子

執筆者:大久保 恭子

これからの家族と住まいガイド

DINKSが選ぶ間取りは、一般的には60m2前後の1LDK・2LDKが多く、部屋数も少なく広さも限られているので、間取りのバリエーションの選択肢は多くはありません。そんな限られた間取りの中で、何を重視して選ぶべきかを考えてみましょう。

DINKSの住生活は、朝と夜が中心

都心の夜景
仕事中心のDINKSにとって、住生活は朝と夜が中心のため、日当りの良いマンションより夜景の見えるマンションの方が人気が高い?
間取りは、DINKSにとって暮らしやすいものを選ぶことが大事。そのためには、自分たちがどんな暮らしをしているかを整理しておくことが必要です。多くのDINKS は仕事中心の暮らしのため、平日は朝早く出て、夜遅くに自宅に戻る生活です。休日は街や行楽地に遊びにでかけたり、自宅でDVDを見たり、溜まった家事を片付けるといった暮らし方が一般的です。

自宅での主な生活行動を挙げてみました。

<平日>
:洗面・シャワー、食事、身支度
:食事(ときどき外食)、入浴、身支度、TV、睡眠

<休日>
:洗面・シャワー、身支度、食事、掃除・洗濯、(もしくはずっと睡眠)
:外出のための身支度、スーパーへの買い出し、街中でのショッピング・映画・ゴルフ・その他の趣味などで外出、自宅でDVD・音楽鑑賞・読書などの趣味、ときどき持ち帰った仕事
:ゆっくり食事(ときどき外食)、DVD・音楽鑑賞・読書などの趣味、ゆっくりお風呂、ゆっくり身支度、睡眠

この暮らし方を見ていると、自宅に滞在している時間は朝と夜が中心で昼間はほとんどいない、ということが分かります。なので、DINKS向きの間取りには、日当たりの良い南向きにこだわることはなく、北向きという選択もありです。

次のページでは、DINKSに向く間取り「快眠空間(ホテル客室)+DK・WITH書斎コーナー」を解説します。
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